ウェディング装花(春)
2020/07/02
日時・場所
2019年5月4日(土)
会場:フォレスタヒルズ
〒444-2225 愛知県豊田市岩倉町一本松1番地1
https://www.forestahills.jp/
広々とした郊外のリゾート施設の屋外でのテントウェディングでした。広々と生い茂る芝生のグリーンが気持ちの良い場所です。
カラーパレット・花材
ペールブルー、サーモンピンク、レッド、オフホワイトにクリームを合わせたカラーパレット。可愛さと毒っ気の両極端のものを併せ持った雰囲気に。
花材は5月が旬のシャクヤクに数種類のバラとダークカラーの枝ものを入れて、甘さと毒味を表現しています。アクセントとしてダークカラーのフェザーが入っています。
装花
ブーケ
テーマカラーに合わせて、海外ウェディングで人気のアシンメトリーで立体感のある形状に束ねています。ラウンドブーケではなくこのように動きのある形状は、持ち方や写真を撮る角度によっても色んな表情が楽しめますので、非常にフォトジェニックです。
ブーケにも同様にアクセントでダークカラーの羽を入れています。リボンはテーマカラーに合わせた草木染めのライトブルーのシルクリボンを。特にアウトドアウェディングでは風になびくデリケートなシルクリボンのテクスチャーは洗練された雰囲気をプラスするのに欠かせません。
セレモニー装花・メインバックドロップ装花
挙式スペースのバックドロップとしてフラワーアーチを作成しました。左右アシンメトリーに花をアレンジし、自然な動きのある華やかなアーチに仕上げています。
実際に新郎新婦様が前に立たれるとこのような感じに。後ろにフラワーアーチがあるのと無いのでは華やかさや写真映えが格段に異なります。
メインテーブル装花
テーマカラーに合わせたアレンジメントをサイズ違いで配置。キャンドルと合わせてメインテーブルを華やかに彩ります。アレンジは花材の持つ動きを活かした抜け感のあるガーデンスタイルに。
ゲストテーブル装花
海外で人気の流しテーブルスタイル(長いテーブル)のゲストテーブル装花です。テーブルの中央にライン上にアレンジメントを配置しています。
大き目のアレンジメントと小さな花器に活けた花を組み合わせてテーブル上に動きを出しています。
上から見るとこのような感じに。テーブルを華やかにデコレートしています。
エスコートカードスペース装花
エスコートカードスペースのテーブル上にカラーパレットに沿ったアレンジメントを置いて華やかに。
ケーキ装花
ブッフェテーブルに置かれたウェディングケーキにより華を添えるように、アレンジメントを置いています。
以上、5月のアウトドアウェディング装花のご紹介でした。
5月は新緑も気持ちよく、アウトドアウェディングにピッタリの季節です!
YUKI YOSHIKAWAでは東京、関東近郊だけでなく、日本全国のウェディングやパーティー・イベントでの装花を承っています。
ウェディングブーケから大型のフラワーデコレーションまで、花の色合わせや花材の組み合わせも、全て一つひとつの依頼に合わせたオーダーメード 。季節の美しい花々を使った、海外風のナチュラルでエアリーなデザインは是非お任せください。
お見積りや日程のご相談は下記のコンタクトフォームからどうぞ。
一日一回クリックでランキングにポイントが加算される仕組みになっています。
お帰り前に下記の応援バナーをクリックしていただけると嬉しいです^^
↓
にほんブログ村
応援ありがとうございます!
2019/12/07
早くも師走に入り、身に染みる冷え込みが厳しくなってきましたね。
気づくといつもお久しぶりの更新になりがちです。こんな寒い中、春爛漫のウェディング装花を振り返っていきましょう!鎌倉のお屋敷、笹野邸でのウェディングです。
まずお屋敷の入り口で迎えられるのがこのウェルカムサインボード。ちょっとさり気なく花があるだけで華やかさが断然違います。ただ花をくっつけるのではなくて、ガーデンウェディングに相応しいように自然の動きを感じられるデザインに。
お屋敷の門を潜ると、ゲストをお迎えするのがこちらのレセプションテーブル。大小様々な小瓶に花を活けて、テーブルスペースに花を添えます。
続いて見えてくるのがウェルカムドリンクバーエリア。こちらにもアレンジを配置。
ゲストテーブル装花だけでなく、こうやってちょっとしたスペースにも花を飾っていくことによって、会場全体の華やかさと統一感が生まれます。
さて、そこから更に進んでいくとパーティー会場のテントが見えてきます。
テントには、桜とライラック、デルフィニウム、雪柳などを使った装花を。パーティー会場に近づくとまず目に飛び込んでくるのがこの装花。ゲストが思わず歓声を上げていました!
ガーデンパーティーに溶け込むよう、芝生から自然に湧き上がるようなデザインに。使用後ゴミになるフローラルフォームを使わずに。
そしてゲストテーブル装花がこちら。海外でのパーティーに多い、テーブルを一列に並べる流しテーブルスタイルの装花です。パープル、ペールコーラル系のグラデーションで。真ん中にメインとなるアレンジを配置し、両脇に高低差のある小瓶に花を活けてキャンドルと共にテーブルの中央にライン上になるように配置します。
たくさんの花やキャンドルがテーブルを彩るととっても華やか!花が軽やかに見えるように、空気感を出しつつ。
よく花のスタイルで言われる「ナチュラル」。実はこれとっても意義が広いと思います。人によってナチュラルをどう解釈し表現するかの幅が広いと思うのです。
例えば、素朴な草花多めで草成分が多いもの(フランスのシャンペトルのような)をナチュラルと捉える人もいる。それも確かにナチュラルではあるけれど、私が表現するナチュラルはまた違う。私のナチュラルは、どちらかというと原っぱというよりはイングリッシュガーデンのイメージ。ちゃんとデザインに品を残したい。品を大事にしつつ、個々の植物の持つ植生や特性を生かしてアレンジするのが私のナチュラル。
だから、簡単に「ナチュラル」という言葉を使うだけではなくて、どのようなナチュラルなのか、新婦さん側、プランナーや花屋側も掘り下げてイメージの擦り合わせをすることが大事だと思います。
そしてメインテーブル装花がこちら。テーブル装花の裏に風に揺れるガーランド。テーブル装花も、ただテーブルの上に花の塊が乗っかっているようなありふれたデザインではなく、もっと自然な動きを出して。
ゲストテーブル装花もメインテーブル装花もフローラルフォームは使用していません。自然からインスピレーションを得て、自然の恵みに感謝しながら仕事をしている以上、自然環境には極力気を使っていたいと思います。花を消費しておいて自然環境のことを考えないのは、ちょっと身勝手じゃないかなと。
例えば工場が自社のことだけ考えて水銀を排出していたら問題になりますよね?製造業では環境ISOを取得するなど自然環境のことを考えた取り組みが行われているのに、私たち植物を直に扱う花屋が環境破壊につながるオアシスゴミを大量に毎日出していていいのでしょうか。もっと業界として認知して取り組みが必要なことだと思います。
最後にウェディングブーケです!典型的な丸いラウンドブーケではなく、モダンにインパクトを出すために直線的なラインを入れています。下に垂れるジャスミンで軽やかな躍動感を補って。
もっとウェディングブーケの形は自由でいいのです。ありきたりな形状を脱したときに、自然の持つ良さがさらに輝いてきます。ブーケには風になびく草木染めのシルクリボンをまとわせて。アウトドアウェディングにはシルクリボンがすごくお勧めです!軽やかに風になびき揺れる姿がとても絵になります。シルクリボンでも、草木染めのものが好き。やはり、人工的ではない、自然にしか出せないニュアンスが出せるのは草木染めです。
丸でない、自然の特性を生かした形状のナチュラルなブーケは色んな方向から写真を撮ってもとっても絵になります。そして撮る角度によって表情が変わり、また違う美しさが見てて来るそんなブーケです。
以上、春のガーデンウェディング装花でした!今見ても、やはり春の花の可愛さはすごいですね!
花には季節があります。例えばこのウェディングで使っているようなラナンキュラスやライラックなどは春の花なので他の時期には出回りません。逆に秋には秋の花の良さが、夏には夏の花の良さがあります。食べ物もそうですが花にも旬があり、旬のものは美しいです。是非装花を考える際は旬を大切にして欲しいなと思います。
日本全国で装花の依頼をお受けしています。ご相談はコンタクトフォーム、またはメールにて。
続いては初夏のウェディング装花になります!それではまた!
一日一回クリックでランキングにポイントが加算される仕組みになっています。
お帰り前には下記の応援バナーのクリックをよろしくお願いします!
↓
2019/12/07
今回は久しぶりにウェディング装花の記事をアップします!
最近はめっきり冷えるようになってきましたが、春のウェディングの装花です!こちらは二部制のパーティーで一部が室内、二部が屋外でした。
場所は鎌倉の笹野邸というお屋敷です。こちらが室内のゲストテーブル装花。
そしてこちらが屋外でのパーティー。ステキなお庭でのガーデンパーティーです。気持ちよく晴れた日のガーデンパーティーは最高ですね!ずらっと横に並んだテーブル(流しテーブル)は海外風のおしゃれなパーティースタイルです。ふんだんにあしらわれた花やキャンドル、テーブルランナーなどが一列に合わさると、会場が一気に華やかになります!テーブル装花・装飾で会場の雰囲気は大きく変わります。
ゲストテーブルに置いたのは、優しいピンクに、コーラル、ピーチ、アクセントとしてボルドーを合わせたナチュラルなアレンジメント。グリーンも数種類のものを合わせて洗練された仕上がりに。使用後ゴミになるオアシスを使わずに作成しています。
続いてセレモニーアーチはこちら。テーマカラーのピンクの布にナチュラルに花をアレンジして。大きな装花でも、一本一本の花材が自然に生えているように、枝や茎のラインを見て一本一本活かしながら挿していきます。ナチュラルに見えるように立体感を意識しながら。フラワーアーチなどの大きめの装花・装飾はただ花を挿して形を作ればいいだけではありません。きちんと大きくても美しく見えるデザインやポイントを意識して作成しないと、なんとなくやぼったい仕上がりになりがちです。
続いてメインテーブル、高砂装花。こちらもナチュラルに花の一本一本が活きるように。同様にオアシスを使用せずに作成しています。
アーチと合わさるとこんな感じに。テーブルの後ろにバックドロップがあると一気に華やかに見えます。
そしてウェディングブーケはこちら。ボルドーの色を利かせつつ、バイモユリやクレマチスで軽やかさと動きをプラスして。バイモユリは特に繊細な動きを出すのにピッタリな花材です!
まだまだウェディング装花の画像が溜まってますのでアップして行きます!
日本全国で装花の依頼をお受けしています。ご相談はコンタクトフォーム、またはメールにて。
一日一回クリックでランキングにポイントが加算される仕組みになっています。
お帰り前に下記の応援バナーのクリックをよろしくお願いしますー!
↓
いつもありがとうございます!
月別アーカイブ
- 1/2024 [1]
- 12/2023 [1]
- 11/2023 [3]
- 10/2023 [1]
- 9/2023 [2]
- 8/2023 [3]
- 7/2023 [2]
- 6/2023 [6]
- 5/2023 [5]
- 4/2023 [5]
- 3/2023 [3]
- 2/2023 [4]
- 1/2023 [6]
- 12/2022 [4]
- 11/2022 [4]
- 10/2022 [4]
- 9/2022 [4]
- 8/2022 [2]
- 7/2022 [4]
- 6/2022 [5]
- 5/2022 [2]
- 4/2022 [6]
- 3/2022 [5]
- 2/2022 [4]
- 1/2022 [5]
- 12/2021 [5]
- 11/2021 [5]
- 10/2021 [3]
- 9/2021 [4]
- 8/2021 [4]
- 7/2021 [4]
- 6/2021 [3]
- 5/2021 [4]
- 4/2021 [3]
- 3/2021 [4]
- 2/2021 [4]
- 1/2021 [5]
- 12/2020 [8]
- 11/2020 [4]
- 10/2020 [5]
- 9/2020 [6]
- 8/2020 [5]
- 7/2020 [5]
- 6/2020 [3]
- 5/2020 [3]
- 4/2020 [1]
- 3/2020 [2]
- 2/2020 [1]
- 1/2020 [4]
- 12/2019 [4]
- 11/2019 [5]
- 10/2019 [4]
- 9/2019 [1]