YUKI YOSHIKAWA

YUKI
YOSHIKAWA

春のガーデンテントウェディング装花

早くも師走に入り、身に染みる冷え込みが厳しくなってきましたね。
気づくといつもお久しぶりの更新になりがちです。こんな寒い中、春爛漫のウェディング装花を振り返っていきましょう!鎌倉のお屋敷、笹野邸でのウェディングです。

まずお屋敷の入り口で迎えられるのがこのウェルカムサインボード。ちょっとさり気なく花があるだけで華やかさが断然違います。ただ花をくっつけるのではなくて、ガーデンウェディングに相応しいように自然の動きを感じられるデザインに。

お屋敷の門を潜ると、ゲストをお迎えするのがこちらのレセプションテーブル。大小様々な小瓶に花を活けて、テーブルスペースに花を添えます。

 

続いて見えてくるのがウェルカムドリンクバーエリア。こちらにもアレンジを配置。

ゲストテーブル装花だけでなく、こうやってちょっとしたスペースにも花を飾っていくことによって、会場全体の華やかさと統一感が生まれます。

さて、そこから更に進んでいくとパーティー会場のテントが見えてきます。

テントには、桜とライラック、デルフィニウム、雪柳などを使った装花を。パーティー会場に近づくとまず目に飛び込んでくるのがこの装花。ゲストが思わず歓声を上げていました!

ガーデンパーティーに溶け込むよう、芝生から自然に湧き上がるようなデザインに。使用後ゴミになるフローラルフォームを使わずに。

 

そしてゲストテーブル装花がこちら。海外でのパーティーに多い、テーブルを一列に並べる流しテーブルスタイルの装花です。パープル、ペールコーラル系のグラデーションで。真ん中にメインとなるアレンジを配置し、両脇に高低差のある小瓶に花を活けてキャンドルと共にテーブルの中央にライン上になるように配置します。

 

たくさんの花やキャンドルがテーブルを彩るととっても華やか!花が軽やかに見えるように、空気感を出しつつ。

よく花のスタイルで言われる「ナチュラル」。実はこれとっても意義が広いと思います。人によってナチュラルをどう解釈し表現するかの幅が広いと思うのです。
例えば、素朴な草花多めで草成分が多いもの(フランスのシャンペトルのような)をナチュラルと捉える人もいる。それも確かにナチュラルではあるけれど、私が表現するナチュラルはまた違う。私のナチュラルは、どちらかというと原っぱというよりはイングリッシュガーデンのイメージ。ちゃんとデザインに品を残したい。品を大事にしつつ、個々の植物の持つ植生や特性を生かしてアレンジするのが私のナチュラル。
だから、簡単に「ナチュラル」という言葉を使うだけではなくて、どのようなナチュラルなのか、新婦さん側、プランナーや花屋側も掘り下げてイメージの擦り合わせをすることが大事だと思います。

そしてメインテーブル装花がこちら。テーブル装花の裏に風に揺れるガーランド。テーブル装花も、ただテーブルの上に花の塊が乗っかっているようなありふれたデザインではなく、もっと自然な動きを出して。

 

ゲストテーブル装花もメインテーブル装花もフローラルフォームは使用していません。自然からインスピレーションを得て、自然の恵みに感謝しながら仕事をしている以上、自然環境には極力気を使っていたいと思います。花を消費しておいて自然環境のことを考えないのは、ちょっと身勝手じゃないかなと。

例えば工場が自社のことだけ考えて水銀を排出していたら問題になりますよね?製造業では環境ISOを取得するなど自然環境のことを考えた取り組みが行われているのに、私たち植物を直に扱う花屋が環境破壊につながるオアシスゴミを大量に毎日出していていいのでしょうか。もっと業界として認知して取り組みが必要なことだと思います。

 

最後にウェディングブーケです!典型的な丸いラウンドブーケではなく、モダンにインパクトを出すために直線的なラインを入れています。下に垂れるジャスミンで軽やかな躍動感を補って。

もっとウェディングブーケの形は自由でいいのです。ありきたりな形状を脱したときに、自然の持つ良さがさらに輝いてきます。ブーケには風になびく草木染めのシルクリボンをまとわせて。アウトドアウェディングにはシルクリボンがすごくお勧めです!軽やかに風になびき揺れる姿がとても絵になります。シルクリボンでも、草木染めのものが好き。やはり、人工的ではない、自然にしか出せないニュアンスが出せるのは草木染めです。

丸でない、自然の特性を生かした形状のナチュラルなブーケは色んな方向から写真を撮ってもとっても絵になります。そして撮る角度によって表情が変わり、また違う美しさが見てて来るそんなブーケです。

以上、春のガーデンウェディング装花でした!今見ても、やはり春の花の可愛さはすごいですね!
花には季節があります。例えばこのウェディングで使っているようなラナンキュラスやライラックなどは春の花なので他の時期には出回りません。逆に秋には秋の花の良さが、夏には夏の花の良さがあります。食べ物もそうですが花にも旬があり、旬のものは美しいです。是非装花を考える際は旬を大切にして欲しいなと思います。

日本全国で装花の依頼をお受けしています。ご相談はコンタクトフォーム、またはメールにて。
続いては初夏のウェディング装花になります!それではまた!

 

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