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レッスンスケジュールのご案内
2022/08/08
ちょっと涼しかったのも束の間でまた厳しい暑さが戻ってきそうなこの頃です。皆さん夏バテせずに元気にお過ごしですか?気温が30度以下だと「あっ、今日涼しいなぁ」と感じるほど。
どうしても暑いとご飯を食べる気にも作る気にもなりません。。
さて、次回9月の季節花クラスのご案内です。季節花クラスは単発で受講可能な、初心者や趣味で花を学んでいる方向けの旬の花を楽しむクラスですので、皆さまお気軽にご参加ください。
9月の季節花クラス詳細は下記の通りです!
・紅葉花材を使った秋色のブーケ
まだ残暑の残る9月ですが、市場には秋の紅葉花材が豊富に揃う時期に差し掛かって来ます。そんな季節の紅葉花材やコスモスのような秋の草花を取り入れた一足早い秋色のブーケを束ねます。花がギュッと潰れないように空気感や奥行感を出しつつスパイラルテクニックで束ねていきます。
上の画像は過去の9月の季節花クラスで束ねた秋色のブーケ。今年はどんな感じにしようかなぁ。
日時 : (空席状況 8/8現在)
9月9日(金)
14:00~16:30前後(満席)
10日(土)
10:00~12:30前後(空席2)
13:30~16:00前後(満席)
11日(日)
10:00~12:30前後(満席)
13:30~16:00前後
料金 :
8,000円(花材、資材込)
事前振り込みをお願いしております。9/7(水)までにお振込みをお願いします。
ご予約いただいた方に口座詳細をご連絡いたします。
※いつもいらっしゃっている生徒さんへ
毎回お振込みが面倒であったり、手数料を節約したい方は、数回分(3回とか)まとめてお振込みいただいても構いません。一回分が8,000円になります。数回分まとめてお支払いの方は、メールで何回分のお振込みかご連絡ください。
お振込みいただいた回数分のレッスンの期限はございませんので都合のいい月にいらっしゃっていただいて大丈夫です。また、諸事情により返金をご希望の場合は、振り込み手数料を差し引いた金額をご返金いたします。
場所 : 成城学園前駅から徒歩13分(バスもあります)
定員 : 4~5名(3密に配慮し、通常より定員を減らしております)
持ち物 : お持ち帰り用の袋(必要な方のみ)
【注意事項】
コロナ対策として、3密を避けるために通常よりレッスンの定員を減らしています。皆さまにはマスク着用でのご参加をお願いすると共に、消毒液の設置等の対策をいたします。
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※キャンセルは9/7(水)までは無料です。期日を過ぎてのキャンセルは仕入れの都合上、全額をご負担いただいて花材、またはこちらで束ねたものをお送りいたします。(送料別途)
お申込みはコンタクトフォーム、または info@yukiyoshikawa.com まで下記をお知らせください。
希望日時:
お名前:
ご住所:
お電話番号:
※過去半年以内にレッスンにいらしたことがありご連絡先等の変更のない方は、希望日時のご連絡のみで結構です。
※お申込み後3日経ってもこちらからご連絡がない場合は、こちらからの返信が迷惑メールフォルダに入っている場合が多いので必ずご確認ください。または、サーバーの問題によりメールが届いていない可能性がございますので、再度受信設定などをご確認の上ご連絡ください。
初心者の方大歓迎です!「本当に初めてですが、大丈夫ですか?」というお問合せを多々いただきますが、大丈夫です!同じような方が今までもたくさんいらっしゃってます。本当の初歩の初歩から教えます。
それでは皆様にお会いするのを楽しみにしています!
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@軽井沢ホテルブレストンコート
2022/08/05
目次
日時・場所
2021年7月22日
会場:軽井沢ホテルブレストンコート アンドリュース
https://www.blestoncourt.com/wedding/party/andrews/
軽井沢で人気の挙式会場「軽井沢ホテルブレストンコート」。ブレストンコートにもいくつか会場がありますが、木々に囲まれたガーデン付きの邸宅「アンドリュース」の貸切ウェディングでした。
カラーパレット・花材
ペールピンク、ホワイトにグリーンのロマンチックなカラーパレット。夏場で濃い色のグリーンが増える時期なので、そことバランスと取るためにポイントで濃いめのピンクを入れています。
装花
高砂装花
草花が生えているような自然な高砂装花です。フワッとしたシフォンランナーをたっぷり掛けて華やかで且つロマンチックな印象に。
ギュッと詰まった高砂装花にならないように、できるだけ上下への動きも織り交ぜて。
テーブルのサイドは垂れ下がるランナーに合わせて蔦類をあしらい、より伸びやかな印象に。
ゲストテーブル装花
海外で人気の流しテーブルスタイル(長いテーブル)のゲストテーブル装花です。今回はガーランドタイプの装花です。
ガーランド装花だとユーカリとか丈夫な蔦類を使用したものが一般的ですが、そのようなありふれた装花ではなく私が手掛けるならもっと美しいガーランド装花にしようと思い取り組みました。
まず一般的なガーランド装花において私が思う課題の一つがのっぺり平面的になってしまうこと。テーブルに張り付いたような平べったい状態はあまりきれいに見えません。ガーランド装花に限らずゲストテーブル装花で大事なのは立体感や高低差です。
適宜キャンドルを入れて高さを出すのはもちろんなのですが、ガーランド部分も比較的高さにもボリュームがあるのがわかると思います。
ガーランドの土台となる部分はブルーベリーとスモークツリーで作っています。ブルーベリーの枝ぶりを上手く活かしてできるだけ立体的になるように土台を作成しています。
テーブル上には所々さり気なく洋梨を転がしています。新婦さんへもちょっとしたサプライズです。ゲストの方も気づいてくれたかな?
私はフラワーデザインにフルーツを取り入れることが結構ありますが、ブーケやアレンジ等に入れる場合は基本的には「サプライズ」として私が入れているのがほとんどです。リクエストされることもあるのですが、どうしても物凄く市場への出回りが限られているので必ず使用できるか保障するのが難しい部分でもあるのです。だからたまたまそのタイミングに市場にあって使えたらラッキーくらいの感じで私は捉えています。
フウセンカズラをフワッとあしらって軽さと動きを足して。このフウセンカズラはとっても重宝しましたね!高砂装花でテーブルのサイドに垂らしているのもフウセンカズラです。ゲストテーブルの端からも同じように垂らしました。
ゲストの方からも「海外ウェディングみたいでとってもステキ!」とたくさんのお褒めの言葉をいただけたようです!そう言っていただけると嬉しいですよね^^
確か会場のお偉いさんのような方にも褒めていただいたんだっけな?(一年前なので記憶が…)
私のような外部のフローリストを受け入れてくださり、またそうやって装花を褒めてくださるのは素直に嬉しいです。
バックドロップ装花
ケーキカットをガーデンで行うとのことでしたので、シンボルツリーのような木に一輪挿しを吊るして装花しました。
写真で見るより実物の方がとっても可愛くてロマンチック。
こうやって一輪挿しを吊るす装花は私がパリで働いていた時にウェディング装花でよくやったものの一つで、機会があったら是非日本でもやりたいと思っていました。当時働いていた花屋へのオマージュを込めて。
軽井沢って結構晴天率が悪いもので当日まで外に吊るせるかソワソワしていましたが、蓋を開けてみたらピーカンの晴れでした。汗だくになって作業するくらい。
ガーデンテーブル装花
外にもちょっと一休みできるテーブルがありましたので、そちらには一輪挿しを並べた装花をしました。こちらも高低差を付けてテーブル上が単調にならないようにリズムを付けています。
絶対に言わないと誰も気づかないくらいの細かい拘りですが、水をカラーパレットに合わせて薄っすらピンクで着色しています。言われて見れば気づくかな?
ケーキテーブル装花
ケーキテーブルにグリーンをあしらいました。画像右の丸テーブルです。
ここもフウセンカズラが大活躍!もうとりあえずフウセンカズラをいい感じに沿えればこなれて見えます。
以上、7月の軽井沢ウェディング装花のご紹介でした。
直接装花のご依頼をいただき、全幅の信頼を寄せてくださった新婦様に感謝です。
YUKI YOSHIKAWAでは東京、関東近郊だけでなく、日本全国のウェディングやパーティー・イベントでの装花を承っています。
ウェディングブーケから大型のフラワーデコレーションまで、花の色合わせや花材の組み合わせも、全て一つひとつの依頼に合わせたオーダーメード 。季節の美しい花々を使った、海外風のナチュラルでエアリーなデザインは是非お任せください。
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2022/07/30
毎日毎日暑くて明らかに夏バテ気味のYukiです。皆さんお元気ですか?
もう暑くてご飯を作る気にもならず、食欲も沸かず、かと言って何も食べないときっと熱中症というか倒れてしまいそうなので何かは食べるようにしています。冷えたビールならいくらでもグイっといけるんですけどね!
さて、7月の季節花クラスは夏花材の投げ入れでした。投げ入れとは、フローラルフォームを使わずに直接花器に花材をいけて作成していく手法を言います。
私のデモがこちら。夏なのでパッと明るくなるようなオレンジやイエローを入れています。
でもトロピカル過ぎず、品よくまとまる色合わせで。私が品のある人間かどうかはさておき、私のデザインは自然の良さは活かしつつも凛とした品を備えた雰囲気になるように努めています。
全5回のレッスン枠の度に同じ花材でいけ変えてるのですが、全く同じ花材でも結構いけかたによって印象が変わります。
後から撮った写真を見返すときに、ずらーっと同じ画像が並んでいるのでいまいち誰がどれを作ったかわかりづらいんですよね。ブーケだと基本的に持ってもらって撮ってるので、お洋服で誰のブーケか判別がつきやすいです。
今回写真を見返してみて、「あれっ、この人上手いな!」と思ったら自分のデモのやつだったなんてのもあったり。笑 まぁ、自分のデモのやつが下手だったらダメですからね!
それでは生徒さんの作品をご紹介しながら雑談でもしていきます!
今回初めていらっしゃった生徒さんに言われたのが「私なんかがYukiさんのレッスンに行っていいものなのか…」と思いながら思い切って参加くださったようです。その方は私のレッスンの生徒さんはもう花のプロの方ばかりでレベルが高く、趣味として習っているレベルでは参加を躊躇されたそうなのです。
その気持ちはよーくわかります。「初心者大丈夫です!大歓迎です!」って書いてあっても、きっと参加するのに不安があったんだと思います。
確かに私の季節花クラスは、初心者向けのクラスといいつつ半分くらいは花のプロの方がいらっしゃいます。それは事実です。花屋として駆け出しの方から大ベテランの方までさまざまです。
ただ、もう半分は趣味で学んでいる方や将来花の仕事がしたいなと思って学んでいる方たちです。最初にいらしたときは、全く花を触ったことない初心者だった方ももちろんいます。
そしてこのクラスは初心者が安心して学べるものにしたいので、プロの方と初心者の方が混在しているときは初心者の方に寄り添って教えているつもりです。だから、生徒さんの作品を見ても、「この人きっとお花初めての初心者だ!」って言い当てるのが難しいんじゃないかと思います。
だから、初心者で参加を躊躇う人は安心していらしていただければと思います。
さて、話は変わりますが皆さん夏の予定は立てましたか?私も久しぶりに8月は仕事とバカンスを兼ねて、国内ですが旅に出ます!今色々と計画を立てていてとってもワクワク楽しみです!お盆過ぎくらいから旅路の様子をストーリーにもアップすると思いますので、見てみてくださいね!
あと、満を持してずーっと開発を続けてきた花器が発売になりました!
花器はここから購入できます。
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Floral Tools Japan
花器についてのうんぬんは、インスタの別アカウントを立ち上げましたのでそちらから発信していきます!こちらのアカウントは花器に関する情報やノーフローラルフォームでのいけ方など、tips関係のものを発信していく予定です。「花器を買ったけど上手くいけられないって人」や、「オアシスを使わないでどうやっていけるの?」って方は是非フォローしてみてくださいね!
ただ単に「Yukiさん応援してます!」って方のフォローも大歓迎です。笑
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!8月は暑いので季節花クラスはお休みです。もう昨今の気温上昇で7月でもかなり厳しい暑さにはなってましたが、花には酷な季節が続きます。
皆さんも無理されず、よい夏をお過ごしくださいね!
次回は9月の季節花クラスになります。9/9(金)~11(日)で秋色ブーケを束ねます。そのうち告知を出しますのでお待ちくださいね!
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2022/07/29
目次
日時・場所
2021年6月19日
会場:ハウス・オブ・軽井沢
〒389 – 0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉1892-39
https://www.houseofkaruizawa.com/
軽井沢らしい森林に囲まれたペンションでのウェディングです。
当初はお庭でのガーデンウェディングでしたが、雨天のため屋内で開催。雨に濡れる軽井沢も土の香りや濡れた緑が瑞々しく美しいです。
カラーパレット・花材
ブルーが好きな花嫁様でしたので要所要所にブルーを使用。ブルーの色味が活きるように他はホワイト、グリーン、ベージュなどベーシックな色で。多肉植物を入れたりブドウを入れたりして変化を付けました。
ちょうどしとしと降る雨にもブルーがマッチしていました。
そして雨でも前向きに捉えてとってもポジティブな新婦さんがいい気を会場に連れてきてくれていました。
装花
ウェディングブーケ
数種類の青系のデルフィニウムを組み合わせたグラデーションブーケです。デルフィニウムの一輪一輪の良さが引き立つようにワイドなフォルムで束ねています。
ブルーから淡いラベンダー、絶妙な色のデルフィニウムを組み合わせています。
最近ごく少量ですが市場に出回るようになったこの種類のデルフィニウムがもう幻想的でとっても美しい。
染めじゃなくて自然にこの色になるって凄いですよね!中心のイエローから淡いパープル、ブルーへ繋がるこのグラデーション。何とも幻想的です。
もう、一目惚れするほど美しいのですが、お値段が物凄く高いです。高いのも納得な美しさ。
ウェルカムボード装花
イーゼルの上に載ったウェルカムボードを囲むように花を飾り付けました。
もうとっても可愛くて、会場に到着したゲストがウェルカムボードを見たときの黄色い悲鳴が凄かったですね!そうやってみんなお写真を撮ってくれている様子を見るととっても嬉しいです。
そんなこともあり、ウェルカムボード装花は私の好きな装花の1つです。これといった型が無く、比較的自由に発想して作り上げられる箇所がウェルカムボード装花です。
サンキライをいい感じにイーゼルに絡ませたりボードのサイドに垂れ下げたりしました。
当初の予定には無かったけど、ボードの下にもブドウや多肉、サンキライをあしらってみました。これがいい感じにボードを囲んでくれてとっても可愛い。
とにかくみんなをメロメロにしたウェルカムボードでした!
何だかんだ細かい作業とか細部の美しさに拘るタイプなので、ウェルカムボード装花はかなり得意です。絶対可愛くできる自信があります。
高砂装花
ソファ高砂の両脇に植物が生えるような装花を作成しました。
ソファ高砂装花にも色々とありますが、個人的には花瓶にバサッと花をいけたものをたくさんソファの周りに並べるようなタイプの装花はあまり好みではないです。花がとっ散らかっている印象でまとまりがないので。
もちろんウェディングでは限られた時間でセッティングしなければいけないこと、限られた予算、それでも欲しいボリューム感などを考えるとあんな感じになるのもわかるのですが、何かもっとやり方があるのではないかなぁと思います。「きれいか?ステキか?」と言われるとちょっと「うーん」となってしまいます。
こんな感じにソファのサイドに花が生えている感じの装花の方が好き。
ゲストテーブル装花
海外で人気の流しテーブルスタイル(長いテーブル)のゲストテーブル装花です。
メインのアレンジがこちら。ギュッと詰まった塊にならないようにアシンメトリーに抜け感を出して作成しています。
器の縁から覗くブドウが可愛い。多肉も違った雰囲気・質感を足してくれています。
大きいアレンジのサイドには小瓶にいけた小さめのアレンジを配置。テーブルの上にも多肉やブドウをコロコロ並べています。
テーブルナンバープレートの脇にも多肉とブドウで飾り付け。
流しテーブルは装花できるスペースが広い分、どんな装花をするかでガラッと会場の雰囲気を変えられます。
やはり流しテーブルのゲストテーブル装花は、できるだけ花がライン状に繋がるように高低差やボリューム感に差を付けて装花した方が美しく見栄えがします。
ゲストテーブルはゲストが一番長い時間を過ごす場所です。ゲストテーブル装花は手を抜くのではなく、是非華やかに飾ってそのおもてなしの心を伝えてあげて欲しいです。
私もゲストテーブル装花のセッティングが完了して、新郎新婦さん独自の会場として生まれ変わった瞬間を見るのがとっても好きです。会場の雰囲気の作り上げるのに一番大きな要素がゲストテーブル装花です。そこが一番占める面積も広いので。
是非、拘ったゲストテーブル装花で大切なゲストをもてなしてあげてください。
バーカウンター装花
バーカウンターの上と脇にも装花を作成しました。
カウンターの上には「Bar」の立て札の脇にボリューム感に差をつけてバランスよく花をあしらいました。
本当に細かいところになってしまいますが、こういう些細なところにもさり気なく花があるのがとってもステキだと思います。些細なところもさり気なくお花が添えられていると、とっても心配りが行き届いている印象になります。
バーカウンターのサイドにも生えている感じの装花を配置。
バーカウンターに立ち寄るのが楽しみになるような装花です!
以上、6月の軽井沢ガーデンウェディング装花のご紹介でした。
YUKI YOSHIKAWAでは東京、関東近郊だけでなく、日本全国のウェディングやパーティー・イベントでの装花を承っています。
ウェディングブーケから大型のフラワーデコレーションまで、花の色合わせや花材の組み合わせも、全て一つひとつの依頼に合わせたオーダーメード 。季節の美しい花々を使った、海外風のナチュラルでエアリーなデザインは是非お任せください。
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2022/07/16
ちょっと間が空きましたが、引き続き2021年のプライベートレッスンのレポです。
この回の生徒さんはアメリカのウェディング業界で活動する方でした。外国人がずっと日本に入国できない状態が続いていましたが日本人は入国できるので、ちょくちょく海外からの生徒さんはいらっしゃいます。こうやって海外から生徒さんがわざわざいらしていただけるのは有難いですよね。
アメリカにも素晴らしいフラワーデザイナーはたくさんいますが、私のフラワーデザインの繊細さを学びたいとおっしゃってた気がします(私のうろ覚えの記憶では…)。
さて、今回もセンターピースのレッスンからスタート。私の様々なデザイン理論が「これでもか!」と詰め込まれているのがセンターピースです。
私のデモアレンジがこちら。
赤みを帯びたピーチ系とパープルの色味で。ひょっこり真ん中から顔を覗かせてるビオラはこれも庭から切ってきたものでしょう。ブラウンのルドベキアを混ぜるのがたぶん私っぽいのかな?ダークな花材は表現の幅を広げるためにポイントポイントでよく取り入れます。
実はさりげなくミニパイナップルが入ってます。見つけられるかな?
ミニパイナップルの上手い活かし方はまだ考え中です。茎が太くて真っすぐで使いづらいので頭だけ切り落として何か加工した方がいいのかもなぁ。それかもっと大量にかためて使ってパイナップルを更に前面に出して主張させるか。パイナップル畑みたいにね。
パープルは私がヘビーユーズのアスターのマッシュラベンダー。とにかくこのアスターのマッシュシリーズは色味が好みなのでよく使います。持ちも比較的いいしね。
生徒さんの作品がこちら。比較的私と同じ花材を選んでいけていらっしゃいました。
プライベートレッスンでは好きな花材を使っていいので私と同じものを必ずしも使う必要はないのですが、同じ花材を選ばれる方も時々いらっしゃいます。
続いてはブーケのレッスン。確かスパイラルを自己流で束ねているという状態でしたので、きっちり基礎からスパイラルのブーケを練習していただきました。
生徒さんが束ねたブーケがこちら。まん丸にならずに凹凸をつけたブーケです。
これも私が好きな咲き方の芍薬ですね!結構大き目のブーケです。きっと束ねてるとき重かったでしょう。これだけ束ねられれば今後は自信を持ってスパイラルを束ねられますね!
続いては茨城のフローリストの方だったかな?
私のデモセンターピースがこちら。ベリー系とライトグリーンで。
この回は私にしては比較的使う花材の種類が少な目だったかな?ベリー色のローズガーデンのイメージで作成したので、あまり色々混ぜずにバラをメインで使用しています。長さ・高さ・方向の三点セットは常に考えながら一本一本いけていきます。
バラに合わせてベリー色の千日紅も多めに使用。こういう花材も数本の使用だと全体の一部として調和させる感じですが、そのポンポンを強調させたいときは多めに使用します。花材をどう見せたいかによっても本数が変わって来ます。
そして花器の口元から垂れる形でブドウを入れました。ブドウもコロンコロンで可愛いですよね!
生徒さんの作品がこちら。ホワイト&ブラックでシックな印象。
立体感のあるデザインには必ず影があります。そういう意味合いでも、ダークな葉物は影のように凹凸感を出してくれる役割もあるのです。
伸びやかなアウトラインがいいですね!
こちらもブドウちゃん入り。
続いてウェディングブーケのレッスンです。こちらはスパイラルではなく茎が交差する手法で束ねます。私が束ねたデモブーケがこちら。メリハリのあるアウトラインになうように束ねています。
結構このシックな色味、自分ではお気に入りなんですよね!オレンジからレッドの色味で、ビビットな色からダークな色までちょうど良く調和しています。このダークレッドのバラが鮮やかなレッドだとまた全然印象が変わってしまうと思います。そのダークレッドからダークな葉物のディアボロに上手く繋がっていきます。
カンガルーポーを多少グルーピングして入れて形と質感に変化を付けています。このカンガルーポーも少し赤みが入っているのでブーケの赤みと自然に調和します。
そしてダメ押しで垂れ下がるブドウちゃん!シックだけど可愛い遊び心も欠かせない。
イチゴはちらほら他の人が使ってるのを見かけるようになったけど、ブドウを入れてる人はまだほとんどいないからまだもうちょっと使い続けようかな?
そして生徒さんが束ねたブーケがこちら。差し色でブルーが入るのも爽やかさが足されていいですね!
花屋勤務の方なのですが、ウェディングブーケはかなり苦戦してました。センターピースはいい感じに出来たのにウェディングブーケは全然上手く出来なくて諦めたくなった…みたいなことを言っていた気がします。
はい、でもそれはあなただけで無いのです。正直、私が教えるウェディングブーケはとても束ねるのが難しいです。プロの花屋でも初回は上手く束ねられないことがほとんどです。レッスン中に初めから束ね直す方もとても多いです。
プライベートレッスンはその方その方のレベルに合わせて教えていますので誰でも受講可能ですが、正直なところウェディングブーケはスパイラルが問題なく束ねられるレベルに達してから学んだ方がいいですとお伝えしています。プライベートレッスンは安くはないので、私の季節花クラスなどに参加して(他の方のブーケレッスンでもいいですが)、スパイラルが安定して束ねられるようになってからの方が学べることが多いと思います。
それではまた!
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