YUKI YOSHIKAWA

YUKI
YOSHIKAWA

6月の季節花クラスレポ【芍薬のブーケ】

先日芍薬のブーケの季節花クラスが終了しました!ブログが周年遅れにならないうちに、タイムリーなものもアップして行かなければ。
去年はウェディング等の仕事が忙しく、芍薬のブーケレッスンが出来なかったので二年ぶりでした。早速生徒さんの作品をご紹介していきます!今回は2週に渡って開催しましたので2パターンあります。

まずは1パターン目。

 

柔らかい優しい色合いでまとめながら動きを出しています。芍薬は花が大きくうまく使わないとのっぺりと重くなりがちなので、重さが出ないように全体でのバランスが大事です。

 

続いて2パターン目。季節花クラスのレッスンはこちらの週がメインでした。私のデモブーケがこちら。かなり大きめのサイズになりました。

芍薬「コーラルサンセット」と使用したブーケです。初めは濃いピンクの色ですが、徐々に色が抜けてきてピンクから薄いピンク、クリーム色へと花びらの色の変化が楽しめる芍薬です。その色の変化を考慮しつつ、色が変わってもそれぞれの段階で全体のブーケの色合いが美しく調和するよう先読みして、全体の色合わせを予め決めています。
季節花クラスで束ねるブーケはスパイラルテクニックを使用しますが、スパイラルでも全体に動きや立体感が出るように組んでいきます。

実際に私が仕事で作成するブーケやアレンジなどは以前に比べて使用する花材の種類は減りましたが、季節花クラスではやはりたくさんの品種を使用しました。今回は数えたら17品種でしたね!

正直17品種も使わなくていいのですが、季節花クラスでは生徒さんに色んな美しい花を知ってほしい、楽しんでほしいという思いがあり、どうしても品種が増えてしまいます。花って通年出回るものも数多くありますが、その季節にしか出回らないものももちろんあります。そんなその時期にしか出回らない美しい色んな季節の花の美しさに触れて欲しいと思うのです。

それでは生徒さんの作品をご紹介していきますね。まずはこちら、NFDを学びながらプロのフローリストとしても仕事をしている方。今回初めていらっしゃった方です。

日本にも花の協会や資格がいくつかあり、その一つがNFDです。今回NFDとは違うフラワーデザインの世界や花の美しさに触れてたくさんいい刺激を受けていただけたようでした。NFDも花を学ぶ一つの道です。私も昔花を習っている段階のときに、NFDの資格を取るか考えたことがありました。色々検討したところ、資格を維持するには毎年結構な額の会費を納めなければならないので、それを何十年も払うことを考えると取得するのを辞めました。

また、昔フランスに花留学に行く際に、フランスの花の学校に数年通うか、それともいきなり現地の花屋で研修生として働いて経験を積むか迷ったことがありました。資格というものは確固たるものです。特にフランスの花の資格があったら日本に帰国した後も箔が付いて仕事がしやすいのではないかという思いもありました。ただ、パリの花屋で以前働いていた知り合いに相談したところ、ある程度花の経験があるならまたフランスの花の学校で基礎からやるよりも、現地の花屋でどんどん経験を積んでいった方がいいとのアドバイスをいただき、私は花の学校に通うのではなくパリの花屋で研修生として働く方を選びました。

今思い返すと、その選択が私にとっては正解だったと思います。最初は研修生として始めたものの、現地で出会った色んな人の縁のお陰で、ありがたくもフリーランスのフローリストとしてパリで仕事をしていくことができるようになりました。私は花の資格は今現在まで一つも持っていませんが、私にとっては必要無かったなと今は思います。その人自身の優れたセンスは汎用の資格を超えるものです。
もちろん資格はある程度自分に箔を付けたり集客の役に立つものではあると思いますが、そこに頼っていると自分の成長の伸びしろが非常に少なくなりがちです。何かを学ぶためのわかりやすいモチベーションになるのは確かなんですけどね。私も花の資格は一つもありませんが、割といわゆる「資格ゲッター」だったので色んな資格は持っています。知的好奇心が旺盛で何かを学ぶのが好きだったので資格の勉強は色々やったりしました。

花を学ぶにも色んな道があります。趣味で学んでいる人はあまり気にする必要はありませんが、仕事として先を見据えている人は将来的に自分がどうなりたいかをきちんと思い描き、そこに達するための道を適切に選ぶことが大切です。

そう、コロナの感染が拡大してから色んなものがオンライン化していきましたね。フラワーレッスンもオンラインでやってる方がたくさんいらっしゃると思います。
ただ、私は今現在オンラインレッスンをやる予定はありません。理由はいくつかあります。一つはオンラインレッスンは直接のレッスンの代替にはならないということ。自分自身が、もし直接のレッスンとオンラインレッスンが仮に同じ値段だったら受講しないだろうというのもあります。私のフラワーデザインは特に立体感や奥行など三次元の要素の重要性が高いので、それはオンラインレッスンでは十分に伝わらない。インスタ等の画像と実際に作品を見たときの立体感の違いは、実際にその目で見た人にしかわからない。動画も二次元ですからね。他にも色々ありますが、正直仮に私がレッスンを受けるとしたときに対面のレッスンと同じ値段のオンラインレッスンに魅力を感じないのでやらないというのが大きいでしょうか。私自身、対面レッスンよりかなり安いなら受けてみてもいいかなと思いますが、教える側としてはそこまでしてやる価値をあまり感じません。あくまで人によりけりだと思いますけどね。

後は私が古い人間であり、ネット上の繋がりよりも実際に直接会って話すことを大事にするという価値観によるところが大きいと思います。SNS上で頻繁にやりとりをしていなくても、たまに直接会って話すことがとても大事に思います。直接会って話してわかる、その人の持つ空気ですとか、言葉や視覚だけでないものをたくさん感じれるからです。やはり私がそもそも「人間」というものに興味があるからこそ、直接会って話をしたいのだと思います。

時代の波に取り残されそうな古い価値観ですが、それが私のアイデンティティでもあるので。
今でこそ私もスマホを使いますが、皆がガラケーからスマホに切り替えているときも私はずーっとガラケーを使っていました。正直、メールと電話ができれば事足りていたのでスマホの必要性を感じませんでした。「私未だにガラケーだよ!」ってことに変な拘りを持ってたりもしました。笑 LINEもガラケーで使ってましたしね。

スマホを持つようになった今でも、あまりスマホには拘りません。そもそもがあまりスマホに依存したくないので。色んなアプリがあったら便利でしょうけど、基本的に必要最低限のものしかインストールしないし使いません。待ち受け画面も初期設定です。PCのスクリーン画像も初期設定のままです。

 

かなりブーケが大きいサイズです。そんなに大きいブーケを束ねて花器に入れて写真を撮ることを想定していないので、ちょうどいい大きさの花器がアトリエに無く…。大き目のいい感じの陶器の花瓶を探し中です。

いつもの季節花クラスのブーケはもう少し小さめなのですが、やはり多少コロナの影響で花の値段が下がっているからか、いつもと同じ予算だと花の本数が増えてかなり大き目のブーケになりました。

ただ、コロナでフラワーロス(行き場のない花)が叫ばれていましたが、市場で花を仕入れているとそんなに安いとは正直感じません。コロナの真っただ中のときは完全に仕事をお休みしてわからないので、そのときはかなり値下がりしていたのかもしれないですが。少し前の市場のレポートで通常より1~2割ほど値下がりしていると載っていたので、今はほぼほぼ通常の値段に戻っているか若干安いくらいなのかな?花にもよりけりだとは思いますが、いつもと同じ値段の花もあれば値下がりしている花もあります。

 

フラワーロスと言われている割にはお家需要などの花の需要は伸びているので花業界はまだマシなもので、ウェディング業界の方がたぶん輪をかけて大変でしょうし、このご時世大変な業界なんて山ほどあると思います。どの業界も「大変だ!大変だ!」と言っているので、正直はたから見ているとどの業界がどの程度深刻に大変なのかわかりづらいところがあります。ちょっと大変だけど大声を上げているのか、それとも本当に大変なんだけどなかなか声を上げられていないのか。

その声の大きさで判断してはダメですね。本当の実態を理解しなければ。メディアは鵜呑みにしてはいけません。きちんと自分で情報を見極めることが大事です。

 

思い返してみると、コロナの影響や他の花仕事の関係もあり季節花クラスの開催はほぼ半年ぶりでした!だいぶ季節が巡ってしまってますね…。久しぶりに元気そうな生徒さんの顔を見れるのはとても嬉しかったです!

 

本当はレッスン後にお茶を飲みながら色々とお話をしたいのですが、まだコロナの影響もありしばらくはティータイムはお休みで。カナダのお勧めの紅茶ブランドの茶葉も新しく仲間入りしたので、早くお出ししたい!

来月の季節花クラスではヒマワリのブーケを束ねる予定です!日程などは近日中にアップしますのでご確認くださいねー!

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

 

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