ラグジュラリーホテル「メズム東京」
スイートルームでの後撮り

2021年の5月に行われた、ラグジュアリーホテル「メズム東京」のスイートルームを貸し切っての後撮り撮影のレポです。

昨今どんどん一般的になってきているウェディングの前撮りや後撮り。最近はどんどん独自性を出した内容に拘っているものも増えてきています。今回の撮影もそんなたくさんの拘りが詰まったスペシャルな後撮りでした。

場所はメズム東京という汐留の近くにあるラグジュアリーホテル。モダンでアーティスティックな印象のホテルです。こちらのスイートルームを貸し切っての撮影でした。

何パターンか撮影しましたのでご紹介していきます。
まず最初はお着物から。ヘアパーツはオオニソガラムとクレマチス。

 

 

反対側にはアリウムのブルーパフュームも付けています。

ウェディングブーケはこちら。

スイートルームの下見に行ったときに、部屋にパープル、ピンク、ブルーの縞模様のようなモダンな絵が掛けられていました。今回のブーケや装花はそこからインスピレーションを得たモダンなデザイン・色合わせになっています。

シックでモダンな印象にするために、葉物もグリーンのものではなくダークなディアボロを使用しています。モダンな印象になるように、かなりアシンメトリーな凹凸感強めのアウトラインです。

 

ただ、クールでモダンなだけではなく、ちょっとした遊び心を足したくてイチゴをそっと忍ばせました。

 

イチゴを見つけたときの新婦さんや他のスタッフの黄色い悲鳴がすごかったですね。笑
今年はグッと切り花用のイチゴの出回りが市場で増えましたが、去年の段階ではまだまだかなり希少でした。

もちろん今年の時点でもまだ希少ではあるのですが、それでもちらほら他の方も使っているのを見るとそろそろ私はもう使わなくてもいいかなーと思ってしまったりします。天邪鬼なんですよね。あまり人と同じことをするのが好きでは無いので。

これから夏の時期とか、ミニトマトの房とか花材として出回ると面白いなぁと思うのですが、トマト農家さんどうでしょうか?ただ、ミニトマトの房だとかなり単価が上がるんだろうなぁ。もう今年は遅いけど、来年はまた自分でミニトマト育てて、試しにブーケに入れてみてもいいかもですね。…と思ったら、実家が毎年ミニトマトを育てているのを思い出したので、今度実家に行ったときに切って来ようかと思います!

二つ目のスタイリングがこちら。フワッフワのラッフルが特徴的な「トモ コイズミ」のドレス。皆さん覚えているかわかりませんが、東京オリンピックの開会式の国歌斉唱でMISIAがトモコイズミのレインボーのラッフルドレスを着ていましたね!

この花で埋め尽くされた壁面装花をスイートルームの中に作り上げました。テーマカラーのパープル、ブルー、ピンクレッドの配色を全部ごちゃ混ぜにするのではなく、大きくエリアに分割しています。

ウェディングにしろ撮影にしろ、実際の現場で大型の装花を作成するときは大抵が時間との勝負です。これも何もない状態から2~3時間くらいで作ったのかな?

このような壁面装花を作成しようとすると、通常は莫大な量のフローラルフォームが必要になってきます。そしてそれは全て一回使ったらプラスチックゴミ。きれいな装花の裏でもの凄い量のプラスチックゴミが生み出されるのはどうなのでしょうか。
今回の装花も環境に配慮してフローラルフォームを使わず、かつ撤去が翌日だったので、一日持つようにサステナブルな方法で保水して作成しています。

ちょっと斜めから見るとこんな感じ。面での装花なのですが、真っ平な均一な面にするのではなく面の中でも奥行を付けています。

 

だから斜めから撮ってもこんな感じにステキ。

 

 

細かいところまでみっしり花を詰めていっています。

 

 

そんなラグジュアリーな装花をバックにしての撮影。

 

 

フワッフワのドレスに埋もれたショットも。

 

そして続いてのスタイリングがこちら。頭にはアンスリウムを挿してモダンに。

 

 

 

そして最後のドレスがこちら。

 

最後に撮影に関わったベンダー一同も一緒に一枚記念撮影。皆さんお疲れさまでした!

以上、メズム東京のスイートルームでの後撮りレポでした!

 

 

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