11月の季節花クラスレポ
比較的穏やかな天候が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ数年は秋に大きな台風が来ることが多かったので、久しぶりに穏やかな秋だなぁと感じています。
さて、都内の紅葉もだいぶ進んできたようですが、11月の季節花クラスではマムと秋花材を使ったブーケを束ねました。私の束ねたデモブーケがこちら。
イメージとしてはバロック期の絵画のイメージです。中世ヨーロッパの静物画では青が非常に効果的に使われています。青が差し色として入ることで、何となく厳かなクラシックな品格が備わる感じがするのです。
私の人間性は置いておいて、私が束ねる花では「品」を大切にしています。どこか凛としている品の良さを感じられるように。
それでは生徒さんの作品をご紹介していきます。
最近ボーっと考えていることなのですが、来年は「Quality of life」を上げたいなと。自分の生活の質。
私は変わっているのでしょうが、地位や金、名誉のようなものには昔から特に執着がありません。
「もっと有名になりたい!」とか「もっと稼ぎたい!」「もっと事業を大きくしたい!」とかは別段思いません。皆さまのお陰で、慎ましく生活していく分には現状で十分なのです。
それでは私は何に自分の熱量を注いでいるのかというと、「もっと美しい花を生み出したい」ということ。そのためにひたすら自分の時間を犠牲にしているのですが、それがどんどんエスカレートしているのを感じます。たぶん忙しいときは毎日18時間くらい働いて、睡眠は2~3時間くらいの日が続き、更には徹夜の日もザラにあります。
今は大丈夫ですが、かなりギリギリの時は「過労死」という言葉が脳裏に浮かびます。「人って何時間寝ないで仕事ができるのだろう」とか、ふと思う感じです。
昔からですが、私は自分の仕事を部下や周りの人に振るのが苦手です。自分がやった方が早い、上手いと思うと、どうしても自分で抱え込んでしまいがちになります。私の悪い癖です。
今現在もアシスタントたちの力を借りていますが、それでも、「一日の所定労働時間って一般的には8時間だよな…?」とふと思ったのです。18時間働いてたら、それは8時間の倍以上。いうなら残業10時間。ありえん。
いきなり18時間を8時間には抑えられないけれど、何かしら来年に向けて働き方とか体制を変えないとまずいのだろうなとヒシヒシと感じます。インバウンドが回復してきているので、来年は確実に更に忙しい。本当にこのままではいつか取返しの付かないことになってしまう。
そんな悩める私でした。
難しいですね。難しいけれど、ひたすら自分を犠牲にしてしまうのは本当に昔から私の悪いところです。もうちょっと自分を労わってあげないとですね。
レッスンでも度々お伝えしていますが、花が好きという気持ち、楽しむことが一番大切です。その気持ちを失って「仕事」としてしか花を捉えられなくなってしまったら私の生み出す花は死んでしまうので、やはり花が好きという気持ち、楽しむ余裕をもっと持てるようにしていきたいです。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
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