11月の季節花クラスレポ

久しぶりに緊急事態宣言も解除され、街に活気が少し戻ったように感じる今日この頃です。街中を歩いていると、マスク越しでも何となくみんなの表情が晴れやかに見えるのは私だけでしょうか?
他の国の感染状況を見ていると感染者数が過去最大を記録している国もあるので決して気が抜ける状況ではないのですが、今はこの波の谷間かもしれない束の間の平穏を有難く享受したいところです。

さて、11月の季節花クラスは秋バラのブーケを束ねました。

秋バラのブーケといいつつ、市場に他に惹かれる花材があるとそれも仕入れてしまうので、ちょっとバラの影が薄くなってしまった気もしますが久しぶりに「ザ・カワイイ」って感じのブーケを束ねました!私のデモブーケがこちら。

 

それでもあまあまではなくて、私なりのカワイイブーケになったんじゃないかと思います。ちなみにみんなが「その花なに?!」って気になってたピンクのフワフワのやつは菊です!糸菊の一種ですね。岐阜県高山市周辺の生産者さんが育てている菊を「飛騨マム」と呼びますが、この菊も飛騨マムです。飛騨マムは本当に菊の概念を根底から覆すような素晴らしい品種がたくさんあるので、いつか飛騨マムをテーマにしたレッスンもしたいくらい。

それでは生徒さんの作品をご紹介していきますね!

 

生徒さんと話していると、「前回のレッスンのブーケの方が簡単だった!」って人もいれば、「今回の方が簡単だった!」って人もいて、「人それぞれだなー!」って思いました。

私がレッスンしているときは、グループレッスンにせよプライベートレッスンにせよ、私自身が大きく手直しを加えることはあまりありません。


その作品は生徒さん自身が一生懸命束ねたものなので、最大限それを尊重しながらちょっとした花の高低差や向きを変えるだけでバランスが大きく変わるところだけ少し手を加えるくらいです。
元ある花を抜いて他の位置に移動したり、とかはできるだけ生徒さん自身の手でやってもらっています。

私がまだ趣味で花を習っていて本当にブーケ初心者だった頃、私はブーケを束ねるのがめちゃくちゃ下手でした。何が下手って束ねているうちにどんどん花が下に落ちてきてしまってぐちゃぐちゃになっちゃってたんですね。

だからブーケのレッスンでは先生の手直しがガッツリ入っていました。もう、半分束ね直すくらいの勢いで。私の束ねた原型がもはや無い。それくらい下手だったんだと思います。

まぁ下手な私がいけないのですが、やっぱり原型が無いくらい手直しが入るとちょっと凹むというか何というか。ちょっとシュンとしてしまいますよね、さすがに。

そんな経験があるので、私が教えるときは出来るだけ生徒さんが束ねたものの原型を活かしながら、最低限の手直しに抑えるようにしています。私のデモブーケとは違うかもしれないけど、それぞれ違ってそれぞれいいと思います。

幸いなことに、全く初めてブーケを束ねる生徒さんでも、みんな私が初めて束ねたときよりよっぽど上手に束ねていきます。笑

今回のレッスンでも、びっみょーにスパイラルとは異なるパズルのような束ね始め方にも関わらず、初めての方もそのやり方でしっかり束ねられていたし。すごい。

全くの初心者の人は比較対象が無いので私のブーケレッスンが他の人のブーケレッスンと比べて難しいのかどうかわからないですが、そこが強みでもあると思います。わからないからこそ、おそらく多少難易度が高いであろう私のブーケレッスンでも「そういうものだ」として受け止められる。
比較対象がある人の方が「難しい!!」って思いやすいんだろうなぁと思います。

まぁ、プラスに考えれば、難しいと感じるってことは自分がまだまだ伸びしろがあるってことです!
基本的に私はプラス思考。

 

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
来月12月の季節花クラスはクリスマスリースレッスンです!早いですねー、もうこの時期がやってきました!
12月4日(土)~6日(月)ですのでまた近日中に詳細告知しますね!

 

 

 

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