2021年4月のマスタークラスレポ・一日目
また遡ること2021年のブログをボチボチアップしていきます。この一年遅れのタイムラグが縮まるようでなかなか縮まらない><
今回は2021年の4月に開催したマスタークラス一日目のレポです。マスタークラスはYUKI YOSHIKAWAのフラワーデザインを幅広く学べるクラスで、センターピースやウェディングブーケ、大型の装花などを学びます。環境に配慮して、全て使い捨てプラスチックゴミになるフローラルフォームを使わずにサステナブルな方法で保水して作成していきます。
ここ数年は年一での開催になっているマスタークラスですが、この2021年のマスタークラスはコロナの影響もありかなり人数を絞っての募集でした。耐え忍ぶ時期でしたね。
4月だともう春の花が終わり初夏の花材に切り替わってきてます。
マスタークラスはまず私のセンターピースのデモからスタート。私が作成したデモがこちら。所々のブルーがいいアクセントになってます。
ギリギリシーズン最後のラナンキュラスをメインで使ってます。パンジーやビオラは私が育てていたものです。あまりよく見えないけど、コンポート花器はマスタークラス用に陶芸家のJuliaさんが特別に作成してくれたもの。
アレンジの裏面はこんな感じ。横長のテーブルに置くことを想定して両正面で作成しています。
マスタークラスでは生徒さんそれぞれ好きな花を選んで作成していただきます。花器もそれぞれ好きなものを選んでいただきました。
それでは生徒さんの作品をご紹介していきますね!
ベージュにサマースイートピーのブルーの組み合わせがステキ。
アンスがいい感じに質感を足してくれています。
こちらはイエローにディープレッドの色のコントラストが面白い組み合わせ。
本人はきっと意図していないと思うのですが、オンシジウムに少し入ったイエローが山吹の黄色と繋がって一体感が出てキレイです。
サマースイートピーは軽さとラインが作れるので使いやすい花材ですね!ちょっとお高いのが玉に瑕ですが。
パープルの小花がいい感じのアクセントになっています。
こちらは大きい花と小さい花のバランス、そして花と花の重なりの作り方がお上手。
高さのある花器では、花器から植物があふれ出るような曲線のラインをイメージしていけるのが大切です。
さて、続いてウェディングブーケですね!ウェディングブーケはアシンメトリーで凹凸のあるアウトラインを作るためにスパイラルとは異なる茎が交差する手法で束ねていきます。
私が束ねたデモブーケがこちら。
ちょっとブーケがわかりやすい写真があまりなかったのですが、ホワイト、ブルーにベージュからコーラル系の色味で束ねています。
丸いギュッと詰まったブーケではなく、より植物に寄り添ったアシンメトリーで立体感のある形に束ねています。
生徒さんが束ねたブーケがこちら。
芍薬のコーラルチャームに差し色のブルーがキレイですね!
こちらもコーラルチャームを使ったブーケ。ちょうど4月の後半はコーラルチャームが出回る時期です。知らない人もいますが、最初の濃いピンクから開花するにしたがって棚びらの色が徐々に薄くなり、散る頃にはクリーム色に変化する面白い芍薬です。
私のお気に入りの芍薬のベスト5には入るかな。
こっちは濃いピンクの芍薬を使ったブーケ。
前にブログでも書いたけど、外側が一枚大きい花びらで内側に細かい花びらが詰まっている私が好きな咲き方の芍薬ですね。
以上、マスタークラス1日目のレポでした!
次回は二日目の空間装飾のレッスンのレポです!
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