LTBコラボワークショップレポ

2019年6月に開催した、オーストラリア・シドニーで活躍するイベント/ウェディングフラワースタジオ”Lime Tree Bower“のHelenとのコラボワークショップのレポです。Helenとのコラボは2018年に続き二回目でしたね!
写真があまり残っていないので、サックリご紹介していきます。

二日間のワークショップで、一日目はHelenがテーブルアレンジメントとデコレーションを、私がウェディングブーケのレッスンを行いました。

Helenが教えたテーブルアレンジとデコレーションはこちら。

いくつかの大小のアレンジメントを組み合わせてリズミカルに。布や果物を組み合わせたデザインは海外で特に人気の高いテーブルデコレーションです。色合いもカラフルに。

 

そして私のデモウェディングブーケがこちら。リョウブの軽やかな動きを活かして。

割とカラフルなブーケですが、色の配置などはおそらく考えて配置していたのだろうと思います(一年以上前の自分の意図を理解するのは大変。。)。色をごちゃ混ぜにするのではなく、グルーピングや色の繋がりを意識して。例えば中央付近に配置した淡いパープルとイエローのデルフィニウムはその隣のパープルのバラとイエローのジニアを繋げる働きをしています。色を混ぜるときはそれが全体としてちぐはぐにならず一つにきれにまとまるように、配置には特に気を使う必要があります。

デルフィニウムって一般的なのはブルーのスプレー咲きかと思いますが、ときどきハッとするほど美しい色合いのものもあって、そういうデルフィニウムを見かけると思わず魔力に勝てずに仕入れてしまいます。
このデルフィなんかも花びらにくすんだブルーになんとも言えないピンク味が載って、芯はクリーム色で幻想的な美しさ。

薄い花びらが重なり合ってよりはかなげに見えますね。何となく七夕を想起します。

そして二日目がフラワーデコレーションのレッスン。使い捨てプラスチックゴミのフローラルフォームを使わずに作成していきます。蔦が絡まりながら壁を張って上っていくイメージ。デザインや色合わせはHelenです。

 

 

以上、Helenとのコラボワークショップレポでした!

海外のフローリストとコラボする度にお互いの近況や仕事の話など色々するのですが、Helenはとってもたくましい。バリバリ仕事をしていっているのを見ると、私も頑張らないとなぁと刺激を受けるのです。ほんと、海外のトップフラワーデザイナーたちはみんなとってもいい意味で野心家。花業界に限らずですけどね。
昔商社で働いていたときも海外の人と商談する度に、私には圧倒的にこのアグレッシブさが欠けてるなぁと痛感しました。日本で普通に生活している分にはそれを感じないのですが、世界的に見ると私は本当にこのアグレッシブさに欠けている。みんなもっと高みを目指してバリバリ頑張ってどんどん行動していくんですよね。こうやってのんきにしていると、きっと日本は世界から取り残されていってしまうのだろうなぁと危機感を感じます。
海外のフラワーデザイナーや各分野で活躍するプロフェッショナルに会うたびにいい刺激をいつももらってます。

以上、Lime Tree Bowerコラボワークショップレポでした!

 

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