マスタークラス&スタイルシュートレポ
引き続き2019年の記事です。
2019年の秋に開催したマスタークラスと、その作品を使用した撮影(スタイルシュート)のレポです。
スタイルシュートって何?という方はこちらから。
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インターナショナルウェディングスタイルシュート
マスタークラスとは私のフローラルデザインを集中的に学べる二日間のクラスです。この回は実際のスタイルシュートと紐づいたレッスンでしたので、そのテーマやカラーパレットに合わせて花をレッスンで作成していきました。
オーストラリアのスタイリスト Marie と一緒にスタイルシュートを行うのは二回目。今回のテーマは「Hopeless Romantic」。簡単に言うと、とってもロマンチックってことです。
まず、高砂装花をイメージしたアレンジがこちら。
カラーパレットは濃いグリーンにパステルカラーを合わせた感じの色合わせ。基本的にカラーパレットやテーマはMarieが決めるのですが、彼女自身も多少花の知識があり時期によって手に入る花、手に入らない花があることを理解しているので、「こんなカラーパレットはこの日付でできそう?」ってことを私に予め相談してくれます。ちょっとその色はその時期に難しいなーってことを言うと、異なる候補を何個か送ってくれたり。
実際のウェディングやその他の仕事でもカラーパレットについて相談の余地があるときは、時期的に難しい色合わせのときは別の案を相談したり、旬の花をより使った花合わせを提案したりします。
花はどうしても生もので絵具ではないので、できる色合わせは時期によって限りがあります。
高砂装花で、よく日本である花がてんこ盛りになっているのがあまり好みではないので、私が作成するときはより抜け感を出したり動きを出すようにしています。あの壁のような花の固まりの高砂装花は見慣れていれば何とも思わないかもしれないですが、個人的にすごく違和感があります。。
マスタークラスではこのアレンジを生徒さんと一緒に作成しました。いつも通り、オアシスを使わずサステナブルな方法で保水して。
ブーケはこんな感じ。私がレッスンのデモで束ねたものです。
花が自由に伸び伸びとするように凹凸を出しながら空気感を出して束ねています。
ウェディングブーケは茎が交差するテクニックで束ねています。生徒さんが束ねたブーケの写真のデータがどこかへ行ってしまいご紹介できずすみません。
そしてマスタークラス二日目は大型の空間装飾のレッスンです。作成したのがこちらのハンギングデコレーション。天井から吊るすタイプの装花です。
写真だとわかりづらいのですが、できるだけ平面的にならずに奥行が出るように作成しています。私のフラワーデザインにおいて、奥行の概念はとっても大事です。
吊るすタイプの装花はフローラルフォームを使わないとなると、結構高度な保水のテクニックが必要となってきます。
レッスンで作成したブートニアを使ってMarieがスタイリングをして撮影。
そしてペーパー類やその他のアイテムもスタイリングして撮影。
海外のウェディングではペーパー類やその他のアイテムにも拘りがある場合、このようにフラットレイ(平置き)でスタイリングして撮影することが結構あります。折角拘ったアイテム類もステキに写真に残しておけたらいいですよね。
他にもたくさんお写真はありますが、比較的私に関係ある部分のみアップしました。
こちらのスタイルシュートは日本のウェディングメディア「Arch Days」にて特集されました。
私のインタビューの記事も載ってますので、興味がありましたらご覧ください!私がアップしていない写真もそちらには掲載されています。
ご協力いただいたベンダーの皆さま、ありがとうございました!
Stylist – lilelements (@marie_lilelements)
Photographers – Akie Nishihara (@akienishiharaphoto)
Calligraphy – Maki Shimano Calligraphy (@mscalligraphy)
Florist – Yuki Yoshikawa (@yuki__yoshikawa)
Gowns – Cli’Omariage (@cliomariage)
Makeup/Hair – Anna Oliemans (@annaoliemansmakeup)
Accessories – Nanadu Accessory (@nanadu.accessory)
Ring Box + Silk Ribbons – Artiste Saku (@artiste.saku)
Model – Maya Sause (@mayasause)
※上記はインスタグラムでのアカウントです。
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