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2月の季節花クラスレポ

今月はスケジュールの関係上、ちょっとイレギュラーな日程になった季節花クラスですが、先日全日程が終了しました!ご参加いただいた皆様ありがとうございます!

今、ひたすら手荒れが酷い酷いって話を誰かに会うたびにし続けているのですが(言って治るわけでもないけど)、2月の季節花クラスの初日くらいはまだそこまで酷くなかったんですよね。ただ、そこから数日で更に悪化して週明けには病院へ行き。今も貰った薬を飲んだり塗ったりしていますが、あまり治りが芳しくなく。たぶん、重症のしもやけだと思います。
うちのアトリエに来たことある生徒さんはわかると思いますが、冬のアトリエは死ぬほど寒いです。お陰で花はとっても元気です。

さて、2月の季節花クラスはチューリップの投げ入れでしたが、「スティルライフ」という花の静物画からインスピレーションを得たテーマで作成しました。私が季節花クラスでスティルライフ調のレッスンをするのは何気に初でした。

私のデモの投げ入れがこちら。こんな感じで一枚の絵画のように花をアレンジしていくものを「スティルライフアレンジメント」と言います。

アレンジメントとは言っても、YUKI YOSHIKAWAでは環境への配慮から使い捨てプラスチックゴミになってしまうフローラルフォームを使うレッスンは行っていませんので、花瓶への投げ入れという形で作成します。

また別の回のデモはこんな感じ。

 

投げ入れってあまり一般的では無いので慣れない人も多かったかと思います。一言に「投げ入れ」と言っても幅広く、小さいものから大きなものまで様々ですが、生け込みなどは投げ入れで作成することが多いのではないかと思います。

また違う回のデモ。全く同じ花材ですが、いけ方によっても仕上がりが違いますね!

 

上の投げ入れを数日経って軽く手直しして明るめに撮るとこんな感じ。

背景が違うだけで雰囲気が全然違いますよね!
同じもので黒バックで撮るとこんな感じ。

 

儚いポピーが美しい。

 

また回が変わって花材も少し変わったデモがこんな感じ。

レッスン中、いけていけていけまくりましたね!笑

それでは生徒さんの作品をご紹介していきます!

先日インスタで軽く触れた続きのお話をしていきますので、インスタのポストの本文読んでない人は私のデモアレンジの画像のポスト先に読んで来てくださいね!

 

私のブログをむかーしから読んでいる人は、私の花屋人生の大きな転機の1つがこのスティルライフアレンジとの出会いだということを覚えているかもしれません。同じことを何度も書くのは疲れてしまうのでここでは詳しく書きませんが、興味のある人はかなりブログを遡ってみてください。どこかに書いてあります。笑

 

私は今現在、この「スティルライフアレンジをもっと広めたい!」という思いが強いかというと不思議とそういうことはあまりないのです。自分にとってはこのスティルライフアレンジとの出会いは間違いなく大きな転機だったけれど、それはあくまで未知なる世界への扉を開けてくれる存在としてで。スティルライフアレンジは、世界にはもっと色んな花の表現の仕方があるということを私に教えてくれた気づきの存在でした。

 

たぶん、一人ひとりにとってそんな「未知なる世界への扉を開けてくれる存在」って異なると思うのです。日本の花屋でも働いて、当時パリの花屋でも働いていた私でさえ、「自分の見えていた世界はとっても狭かったんだ」と痛感したくらいです。だから大多数の皆さんが今見えている世界は、ほんとに花で表現できる世界の氷山の一角くらいだと思っていいと思います。今の私でさえ、もちろん全部が見えているわけでは決して無いでしょう。

 

ただ難しいのが、それぞれにとって何がその未知なる世界への扉を開けてくれるきっかけになるのか。

 

正直、それは人それぞれ違うので私にはわかりません。ただ、まず一つは「枠」に捕らわれないこと。「パリ」とか「韓国」とかそういう大まかな括りで物事を捉えていると本質が見えません。

 

例えば私が今「花留学に行きたいのですが、どの国がおすすめですか?」と聞かれたとします。私は「フランス」とは答えないでしょう。ちょっと厳しい言い方ですが、その質問をする時点で枠に捕らわれている。というか、狭い世界しか見えていない。なんで私がパリの花屋で働こうと思ったかって、その当時表面しか見えてなかったからです。視野がものすごく狭かった。

 

 


肩書とか枠のフィルターを通して物事を見てしまっていると、花だけでなく色んな物事の本質が見えません。

「何かすごい肩書があるからすごそう!」

とか

「フォロワー数が多いからこの人すごそう!」

とか、そういうものに惑わされてはいけないのです。そうやって物事を判断する世界線の人には「気づき」はなかなか訪れない。

 

表面的な余計な物事に惑わされずに、幅広く色んな物事をフラットな目で見る努力をして初めて「気づき」が訪れるのではないかと思います。お飾りで武装した張りぼてではなく、「本物」を見極める目を養うことです。

 

ちょっと抽象的な難しい話になってしまいましたね。たぶん、その未知なる世界の扉を開けて初めて自分の見えていた世界が狭かったって気づけるものなんだと思うんですよ。死後の世界を見てもいないのにその話をしても理解できないようなものかもしれないですね。
ただ、大多数の中の一人のままでなく、何かそこから一歩先へ進みたいとなると、とても大事なことだと思います。

ご参加された皆さん、是非ご自宅でチューリップが日々変化していく姿を楽しんであげてくださいね!チューリップが朽ちていく姿もとっても美しくて私は好きです。

3月の季節花クラスはガラッと変わって桜のブーケです!春爛漫の桜のブーケを束ねましょう!
若干空席がある回もありますのでご希望の方はHPの詳細をご確認の上お申し込みくださいね!

 

 

 

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3月の季節花クラス
レッスンスケジュールのご案内

冬季五輪だったり、バレンタインだったり、皆さんいかがお過ごしですか?
今回の五輪は例年に比べて色々な疑惑がクローズアップされることが多い気がして、もやっとしながらニュースを見ています。
バレンタインは皆さんチョコをあげたりしたのでしょうか?私はチョコレートが好きなので、「バレンタインはチョコをあげる側よりもらう側の方がいい!」って昔から思っていました。どうせならチョコレート会社の策略で、バレンタインは男性から女性にチョコレートを渡す日として最初からプロモーションしてくれていればよかった。
海外ではバレンタインは男性から女性に花束などを贈るのが一般的ですね!日本でも花業界は「フラワーバレンタイン」と銘打って「女性にお花を贈ろう!」と頑張ってPRしています。すこーしずつですが、若者の間でバレンタインに男性から女性にお花を贈ったりする人が増えてきているみたいですね。日本も海外に習ってフラワーバレンタインをやらなければいけないかというと日本には日本の文化があるので必ずしもそうとは思いませんが、お花を日常的に飾って楽しむ文化の普及に繋がればいいなと思います!

さて、次回3月の季節花クラスのご案内です。季節花クラスは単発で受講可能な、初心者や趣味で花を学んでいる方向けの旬の花を楽しむクラスですので、皆さまお気軽にご参加ください。

3月の季節花クラス詳細は下記の通りです!


・桜のブーケ

日本と言えばやはり桜。何だかんだ皆さん桜が咲くのを心待ちにしているのではないかと思います。残念ながら今年もみんなで以前のようなお花見は出来無さそうですが、桜を使ったブーケを束ねてご自宅で桜を愛でましょう!

去年束ねた桜のブーケはこんな感じです!

去年とはまた違った色合いの桜のブーケにしようと思います!

 

日時 : (空席状況 3/4現在)

3月11日(金)
14:00~16:30前後(満席)

12日(土)
10:00~12:30前後(満席)
13:30~16:00前後(満席)

13日(日)
10:00~12:30前後(満席)
13:30~16:00前後(満席)

 

料金 :
8,000円(花材、資材込)
事前振り込みをお願いしております。3/9(水)までにお振込みをお願いします。
ご予約いただいた方に口座詳細をご連絡いたします。

※いつもいらっしゃっている生徒さんへ
毎回お振込みが面倒であったり、手数料を節約したい方は、数回分(3回とか)まとめてお振込みいただいても構いません。一回分が8,000円になります。数回分まとめてお支払いの方は、メールで何回分のお振込みかご連絡ください。

お振込みいただいた回数分のレッスンの期限はございませんので都合のいい月にいらっしゃっていただいて大丈夫です。また、諸事情により返金をご希望の場合は、振り込み手数料を差し引いた金額をご返金いたします。

 

場所 : 成城学園前駅から徒歩13分(バスもあります)

定員 : 4名(3密に配慮し、通常より定員を減らしております)

持ち物 : お持ち帰り用の袋(必要な方のみ)

 

 

【注意事項】
コロナ対策として、3密を避けるために通常よりレッスンの定員を減らし、レッスン後のティータイムを一時廃止しております。皆さまにはマスク着用でのご参加をお願いすると共に、消毒液の設置等の対策をいたします。
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

※キャンセルは3/9(水)までは無料です。期日を過ぎてのキャンセルは仕入れの都合上、全額をご負担いただいて花材、またはこちらで束ねたものをお送りいたします。(送料別途)

お申込みはコンタクトフォーム、または info@yukiyoshikawa.com まで下記をお知らせください。

希望日時:
お名前:
ご住所:
お電話番号:

※過去半年以内にレッスンにいらしたことがありご連絡先等の変更のない方は、希望日時のご連絡のみで結構です。
※お申込み後3日経ってもこちらからご連絡がない場合は、サーバーの問題によりメールが届いていない可能性がございますので、再度受信設定などをご確認の上ご連絡ください。


初心者の方大歓迎です!「本当に初めてですが、大丈夫ですか?」というお問合せを多々いただきますが、大丈夫です!同じような方が今までもたくさんいらっしゃってます。本当の初歩の初歩から教えます。

それでは皆様にお会いするのを楽しみにしています!

 

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10月のアウトドアウェディング装花
@那須ファームヴィレッジ

日時・場所

2020年10月18日
会場:NASU FARM VILLAGE(那須ファームヴィレッジ)
〒324-0401 栃木県大田原市狭原1298-1
https://nasufarmvillage.com/

近年紗栄子さんが経営に携わるようになった、那須にある広大な敷地の牧場。カフェやレストランも併設され乗馬もできるファームです。

カラーパレット・花材

モーブをベースに秋色を取り入れたカラーパレット。華美な感じというよりは秋の野原をイメージした雰囲気にしたかったので、季節感を出せる穂ものや実物をふんだんに取り入れています。葉物も紅葉雪柳や紅葉ヒペリカムなど秋色のものを使用。

市場に出回る時期で注意が必要な紅葉花材。基本的に市場に出回る花材は、普通に外で鑑賞するものより早めに出回り、外で一般的に見られる頃には既に市場ではほぼ姿を消しつつあることが多く、常に季節先取りの傾向です。最近は紅葉系の葉物は8月の下旬にはもう市場に出回っています。一般的にはまだまだ夏真っ盛りですが。
ちなみにこのウェディングではワレモコウの希望が出ていましたが、10月上旬には市場からほぼ姿を消していてかなり入手が困難でした。ススキのような穂物も9月のお月見に向けては市場に多く出荷されますがそれを過ぎると一気に市場から姿を消します。

季節性の花材は使用できる時期が限られていていますので、希望の装花の雰囲気や花材の優先順位が比較的高いようでしたら、それらの花が市場に出回る時期を装花を依頼する花屋に相談して挙式の時期を決めるのが一番です。ただ、一般的には挙式日程を決めてから装花の検討を始めることが多いと思うので、その場合はその時期にどのような旬の花がありどんな装花が適しているのかお花屋さんに相談してみるといいと思います。

装花

ブーケ

ギュッと詰まった丸いブーケではなく軽く抜け感のある感じに。動きのあるツルウメモドキを長めに使いつつ、エアリーでアシンメトリーな形に束ねています。

 

軽さや柔らかさを出したいのでメインとなるバラは「ジュリア」や「シュナーベル」などガーデンローズのような雰囲気を持ったものを使用しています。

 

 

ウェルカムボード装花

ウェルカムボードの上部に実物や穂物だけで、質感を重視してアシンメトリーに装花。

ウェルカムボード装花は私の特に好きな装花部分の1つ。「これっ!」ていう形に捕らわれずにクリエイティブに装花しやすい箇所です。

ツルウメモドキのコロンコロンの質感や動きを活かしながら、うまく垂れさがる部分なども作ってアシンメトリーに。私はどの装花箇所でも立体感を重視しているのでウェルカムボードも同様にのっぺりとならないように立体的に。

 

ボードにちょっと花が加わるだけでグッと華やかになります!ウェルカムボードはゲストの方を一番最初にお迎えする箇所なので、そこも手を抜かずにデコレーションしてあげるとステキですね!
そこから始まるパーティーへのワクワク感を高める大切な場所です。

 

挙式装花

那須ファームヴィレッジに広がる広大な芝生を活かして、地面から生えているような半円の「ハーフサークル装花」を作成しました。

見渡す限り、芝生と木々と山しかないという最高の立地!「もうこの場所で挙式するなら絶対この装花を作成したい!」と思いました。セレモニー装花や高砂装花などの大掛かりな装花は、私の中ではその立地や会場の特性もどのような装花を作成するか検討する重要な要素になります。できるだけその会場の特性に合わせたものを作りたい。

このハーフサークルの中央でお二人が挙式を行います。いやもう後ろに広がる背景も相まって本当にフォトジェニック!壮観でした!

ススキなどの穂物を伸び伸びと使用して。軽さや抜け感が大事なのでこちらの装花も動きを出しながらメリハリをつけてアシンメトリーにデザインを作成しています。

 

 

ゲストテーブル装花

海外で人気の流しテーブルスタイル(長いテーブル)のゲストテーブル装花です。テーブル中央に大き目の生えているようなアレンジメントを設置。軽さや動きをより出したかったので、野バラの実を長く高くいけています。

流しテーブル装花の場合は、できるだけテーブルの長い直線のライン感を活かして装飾すると見栄えがいいので、アレンジメント間の繋がりの感じられるように間にツルウメモドキを這わせています。

ツルウメモドキがちょっとあるだけでテーブルナンバーもとっても映えます。ツルウメモドキが動きが出しやすく季節感が出しやすい実物なので秋の装花にはとってもおススメです!とってもステキな花材ですがやはり季節物で使える時期が限られているので、使える時期の装花には私は積極的に取り入れています。

こんな感じで装花のラインが繋がって見えるととっても華やかなんですよね!上に高く伸びる野バラも合わさって空間に広がりができます。部分的にでも装花に高さが出せると全体がとても大きく見えますよね。

 

ゲスト目線だとこんな感じ。秋の原風景に囲まれてお食事している感じ。ちなみにゲストテーブル装花は高さがあり過ぎてもお花がゲスト同士がコミュニケーションを取る邪魔になってしまいますので、その辺も考慮しましょう。

 

ケーキ装花

蔦ものと穂物でシンプルにケーキを装花。ケーキ装花の場合は通常切り花だけ納品して他の方がお花を取り付ける場合が多いですが、この回は私が取り付け。

野ブドウの蔦の動きをよく見てその動きを活かすようにケーキの周りにあしらっていきます。
クレマチスシードも併せて質感をプラス。

シンプルだけど洗練されたケーキ装花に仕上げました。

 

以上、10月の那須ファームヴィレッジでのウェディング装花のご紹介でした。

 

YUKI YOSHIKAWAでは東京、関東近郊だけでなく、日本全国のウェディングやパーティー・イベントでの装花を承っています。
ウェディングブーケから大型のフラワーデコレーションまで、花の色合わせや花材の組み合わせも、全て一つひとつの依頼に合わせたオーダーメード 。季節の美しい花々を使った、海外風のナチュラルでエアリーなデザインは是非お任せください。

お見積りや日程のご相談は下記のコンタクトフォームからどうぞ。

コンタクトフォーム

 

 

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プライベートレッスンコレクション vol.12

引き続き遡ること2020年の夏のプライベートレッスンのレポです。
この回は今勢いのあるウェディング会社の装花担当の方が二人でいらっしゃいました。会社として社会貢献活動のようなものも一つの軸として取り組んでいらっしゃるので、フローラルフォームを使わない「ノーフローラルフォーム」の取り組みもそれに活かせるのではないかと学びにいらっしゃいました。

まずは私のデモセンターピースがこちら。

 

確か前回のレポでもお伝えした、私のお気に入りのジニア「シンデレラ」がここでも登場。ピンクのコロンコロンはトウゴマ。こちらも市場での出回り期間は限られてますが好きな花材の1つ。やっぱり質感や形状が独特な花材は好きですね!ただトウゴマは種子に毒性があるので使用用途によっては要注意です。

センターピースの裏側はこんな感じ。流しテーブルに置くことを想定して二方正面で作成しています。

 

このときは光の加減がとてもよく理想的な感じに写真が撮れました!私のアトリエは季節や時間帯によっても光の入り方が全然違うので、なかなか常に理想的な写真を撮るのは難しく。美しく写真を撮るために「光」ってとても大事な要素なんです。

ちなみに私は花の研究をし続けるのはもちろんですが、どうやったらもっと自分が理想とする写真が撮れるかの勉強もずーっとしてきています。花も写真も両方大事なのだけど、もちろんそりゃあ花屋なので花の方が大事なわけで、ある程度写真は犠牲になってしまう。写真を一番に考えるのならその花を撮る時間帯、セッティング等もっと気を付けなければいけない点はわんさかあるのだけれど、そこまでは日々配慮し切れないわけで。写真に関してベストを尽くせていないもどかしさは常について回ります。

さて、それでは生徒さんのアレンジがこちら。

 

右にスッと入っているグリーンミストがいい味出してますね!このラインがきれい。

もう一人の方のアレンジがこちら。お二人とも赤葉千日紅がいい感じに効いてますね!

グリーンと一言で言っても色んなグリーンがあります。イエローグリーンだったり、濃いグリーン、シルバーグリーン。どのような色味のグリーンを合わせるかまできちんと注意を払って選ぶことが大切です。そしてうまく使うとグッと洗練されて見えるのがこのような赤みや黒葉の葉物。全体を締める役割を果たしつつ、陰影を付けてくれます。

なかなか赤葉や黒葉のグリーンを普段選ばない人は一歩踏み出して一度花合わせに取り入れてみるといいですよ!使いこなせる色幅が広がると、自分の表現できるものの幅も広がります。自分の持っている色鉛筆が12色セットなのか36色セットなのかで描ける絵が違ってきますよね。
ただ、赤葉や黒葉は水が下がりやすいものが多いのでそこは要注意です。

個人的にはこの左側に飛び出てる赤のアマランサスがポイントになっていて好き。

 

続いて私のデモブーケがこちら。8月の終わりはもう市場では秋花材が増えているので、一足早い秋色のブーケにしました。

濃淡をつけるのに赤葉千日紅を使ってますね!名前忘れちゃったけどネイティブ系のドライ花材を組み合わせて秋っぽいカサっとした質感を足しつつ、チョコレートコスモスで軽さや動きを出しています。今久々に見返してみるとなかなかいい感じの色合わせ・花合わせですね!

そして生徒さんのブーケがこちら。夏から秋への移り変わりを感じるブーケですね!右に伸びる黒ホオズキがいい感じ。

 

 

もう一方のブーケがこちら。

 

そういえば、私のレッスンで一本一本を丁寧にいけていくところを見て、「だからユキさんのアレンジは一本一本の細部まで美しいんですね!」って言ってくれてたような気がします。わかる人にはわかる「一本一本の美しさ」。何となくそれっぽいだけなのか、ちゃんと細部まで気を配っていけているのか。
私はやっぱり一本一本を大切にいけていってあげたいなぁと思うのです。

お忙しい中ご参加いただきありがとうございました!

 

 

 

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