レッスン
マスタークラスレポ1日目・センターピース
2021/12/03
また一年以上前の話で大変恐縮ですが、2020年の6月に開催したマスタークラスのレポです!
こちらのマスタークラス(二日間の集中レッスン)はもともと2020年4月に予定していました。「スプリングマスタークラス」として告知したんですよね。告知した時点ではまだそれほどコロナの深刻度が高くなかったのですがみるみるうちにコロナが全世界に広がり、4月に予定していたマスタークラスも延期をせざるを得なくなりました。私のマスタークラスは通常海外から参加される方も結構多いのですが、もちろん日本に来日することができなくなりキャンセルに。
そして4月から二度の延期を経て、定員をさらに減らし、緊急事態宣言がちょうど終わった6月に何とか開催に漕ぎつけることができました。
それでは早速一日目のレポから初めていきます!

4月から6月に時期がずれたので、花の種類もだいぶ移り変わりました。もう初夏の花材ですね。ちょうどスモークツリーの時期になりました。

二日間のクラスはセンターピースのレッスンからスタート。全ての私のレッスンは使い捨てプラスチックゴミになってしまうフローラルフォーム(オアシス)を使わずにサステナブルな方法で保水して作成していきます。
私がデモで作成したものがこちら。6月なので芍薬も旬でしたね!

センターピースは自分だけの小さな庭を造るイメージで作成します。私は「アレンジ」を作成するというより、どちらかというと「寄せ植え」をイメージして一本一本植えこんでいく感覚に近いです。

色んな花が絡み合い、重なり合い咲いているイメージです。

私のデモの後は早速生徒さんたちがそれぞれのセンターピースを作っていきます!マスタークラスでは用意された花材の中から自分で好きな花材を選んで自分だけのアレンジを作成します。

それでは生徒さんの作品をご紹介していきます!
まずこちらから。テクスチャや動きの面白さを活かしたセンターピース。アリウムの曲線がいい味出してますね!



色合わせもユニーク。白ベースにベニスモモの深い赤が全体を締めつつ、パープルの色が冴え、ちょこんと隠れたジニアの赤がアクセントでステキ。

自分が普段やらない色合わせや花材合わせは見ていて興味深いですね!
続いてはこちら。こちらは色味を抑えたトーンで統一してますね。


花で大事なのが季節感。今では一年中市場に出回る花材も多くなりましたが、やはりそれでもその旬の時期にしか出回らない花材はあります。そういう花材を大切にしていきたいですね。
実物なんかは特にその季節にしか無いものなので、季節感を出すため、異なるテクスチャーを入れるためにも私は多用します。

お次はこちら。淡いライラックカラーのセンターピース。


ライラックカラーって好きなんですが、どうしてもそんなにこの色の生花が少ないのが難しいところです。季節によっては全然市場に無いし。
このアスターのマッシュラベンダーなんかはいい感じの色で好きですね!アスターのマッシュシリーズの色はどれも絶妙に好みで重宝します。


ライラック色のベロニカもとってもいい色。

お次はこちら。ピンク・ベージュ系でまとめたセンターピース。


この生徒さんはここから何度も私のプライベートレッスンを受けて、ほんとに熱心に家でも練習してとっても上手くなりましたねー!


そのうちまたこの方のプライベートレッスンのレポが上がると思います。そのうち。。

続いてこちら。コントラストのあるピンク系。段菊やクレマチスがいい感じのラインと動き、軽やかさを出しています。




そして最後がこちら。お庭っぽく生えている感じが良く出てますね!

やっぱりこのライラック色のベロニカがいい動きを出してますねー!色もいいし、動きもいい。



枝物はブルーベリーですね!季節感大事。
とりあえず今日はここまでで!
ウェディングブーケのレポは次回です!
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2021/11/20
11月も中旬に差し掛かり、市場はめっきりクリスマスムードです!クリスマス花材てんこ盛り。
寒くなってくると個人的に恋しくなるのがホットワイン。フランス語でヴァン(ワイン)ショー(熱い)って言います。ヨーロッパの多くの国では冬にホットワインを飲んで温まるのが風物詩です!屋台なんかでよく売ってますね!
ただ、「あるある」ですが、本場と日本のものってかなり違っていて。本場のホットワインってかなり香辛料が利いてるんですね。私はそれが好きで。日本のホットワインってとってもあっさりしているんです。
パリは東京よりずっと寒さが厳しく冬は最高気温が氷点下の日もザラにあるので、外を歩くときはよくココアを飲んで暖を取りながら歩いていたのが懐かしいです。ちなみにココアは「ショコラショー」です。温かいチョコレートドリンクね。厳密に言うとココアじゃなくてホットチョコレートなんだけど、似たようなもんです。
今年のクリスマスは気合を入れて、自分で色々スパイス買ってホットワイン作ってみようかなぁ。
さてさて、クリスマスはリースを飾らないと始まらないですね!毎年恒例、12月はクリスマスリースレッスンです!
12月の季節花クラス詳細は下記の通りです!
・針葉樹のクリスマスリース
豊かな香りの針葉樹をたくさん使ったリースで、そのままドライになりますのでクリスマスまで飾ってお楽しみいただけます。ナチュラルさを出すためにあまり人工物を使った飾り付けをせずに、針葉樹や実物など自然なものだけで作り上げていきます。
去年のレッスンで作成したものがこちら。


色味はまだ検討中ですが、「ザ・クリスマス」という感じではなく、クリスマスが過ぎてもそのまま飾っていただきやすいデザインにしようと思います(上の画像と当日の色味などは異なります)。自然の良さを活かしつつも、多種多様な花材を織り込んで繊細かつ華やかなリースにする予定です。
リースには今年もベルベットのリボンを付けて、クラス感をアップ。リボンはシックなパープルです。
サイズは約30~35cmです。針葉樹の豊かな香りを感じながら、自分で作ったリースと共にクリスマスまでの日々を楽しみましょう!
日時: (空席状況 11/20現在)
※リースは作成に時間が掛かるため、午前中のレッスンはいつもと開始時間が異なりますのでご注意ください。
12月4日(土)
9:30~12:30
13:30~16:30(空席1)
5日(日)
9:30~12:30
13:30~16:30(空席2)
6日(月)
10:00~13:00
料金 :
8,000円(花材、資材込)
事前振り込みをお願いしております。12/1(水)までにお振込みをお願いします。
ご予約いただいた方に口座詳細をご連絡いたします。
※いつもいらっしゃっている生徒さんへ
毎回お振込みが面倒であったり、手数料を節約したい方は、数回分(3回とか)まとめてお振込みいただいても構いません。一回分が8,000円になります。数回分まとめてお支払いの方は、メールで何回分のお振込みかご連絡ください。
お振込みいただいた回数分のレッスンの期限はございませんので都合のいい月にいらっしゃっていただいて大丈夫です。また、諸事情により返金をご希望の場合は、振り込み手数料を差し引いた金額をご返金いたします。
場所 : 小田急線・成城学園前駅から徒歩13分(バスもあります)
定員 : 4名(3密に配慮し、通常より定員を減らしております)
持ち物 : 直径30~35cmのリースが入るようなお持ち帰り用の袋、軍手(手が汚れるのが嫌な方はあった方がいいかもしれません)
【注意事項】
コロナ対策として、3密を避けるために通常よりレッスンの定員を減らし、レッスン後のティータイムを一時廃止しております。皆さまにはマスク着用でのご参加をお願いすると共に、消毒液の設置等の対策をいたします。
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※キャンセルは12/1(水)までは無料です。期日を過ぎてのキャンセルは仕入れの都合上、レッスン代を全額ご負担いただき、花材をお送りいたします。(送料別途)
お申込みはコンタクトフォーム、または info@yukiyoshikawa.com まで下記をお知らせください。
希望日時:
お名前:
ご住所:
お電話番号:
※過去半年以内にレッスンにいらしたことがありご連絡先等の変更のない方は、希望日時のご連絡のみで結構です。
※お申込み後3日経ってもこちらからご連絡がない場合は、サーバーの問題によりメールが届いていない可能性がございますので、再度受信設定などをご確認の上ご連絡ください。
リースはやっぱり作っているときの針葉樹の香りにすごく癒されますね!あの癒しの香り、大好きです!
最近はアトリエも身が引き締まるほど冷え込むようになってきましたので、皆さん温かい恰好でいらしてくださいね!
皆さまのお申込みお待ちしています!
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2021/11/16
久しぶりに緊急事態宣言も解除され、街に活気が少し戻ったように感じる今日この頃です。街中を歩いていると、マスク越しでも何となくみんなの表情が晴れやかに見えるのは私だけでしょうか?
他の国の感染状況を見ていると感染者数が過去最大を記録している国もあるので決して気が抜ける状況ではないのですが、今はこの波の谷間かもしれない束の間の平穏を有難く享受したいところです。
さて、11月の季節花クラスは秋バラのブーケを束ねました。

秋バラのブーケといいつつ、市場に他に惹かれる花材があるとそれも仕入れてしまうので、ちょっとバラの影が薄くなってしまった気もしますが久しぶりに「ザ・カワイイ」って感じのブーケを束ねました!私のデモブーケがこちら。


それでもあまあまではなくて、私なりのカワイイブーケになったんじゃないかと思います。ちなみにみんなが「その花なに?!」って気になってたピンクのフワフワのやつは菊です!糸菊の一種ですね。岐阜県高山市周辺の生産者さんが育てている菊を「飛騨マム」と呼びますが、この菊も飛騨マムです。飛騨マムは本当に菊の概念を根底から覆すような素晴らしい品種がたくさんあるので、いつか飛騨マムをテーマにしたレッスンもしたいくらい。
それでは生徒さんの作品をご紹介していきますね!


生徒さんと話していると、「前回のレッスンのブーケの方が簡単だった!」って人もいれば、「今回の方が簡単だった!」って人もいて、「人それぞれだなー!」って思いました。

私がレッスンしているときは、グループレッスンにせよプライベートレッスンにせよ、私自身が大きく手直しを加えることはあまりありません。

その作品は生徒さん自身が一生懸命束ねたものなので、最大限それを尊重しながらちょっとした花の高低差や向きを変えるだけでバランスが大きく変わるところだけ少し手を加えるくらいです。
元ある花を抜いて他の位置に移動したり、とかはできるだけ生徒さん自身の手でやってもらっています。

私がまだ趣味で花を習っていて本当にブーケ初心者だった頃、私はブーケを束ねるのがめちゃくちゃ下手でした。何が下手って束ねているうちにどんどん花が下に落ちてきてしまってぐちゃぐちゃになっちゃってたんですね。

だからブーケのレッスンでは先生の手直しがガッツリ入っていました。もう、半分束ね直すくらいの勢いで。私の束ねた原型がもはや無い。それくらい下手だったんだと思います。

まぁ下手な私がいけないのですが、やっぱり原型が無いくらい手直しが入るとちょっと凹むというか何というか。ちょっとシュンとしてしまいますよね、さすがに。

そんな経験があるので、私が教えるときは出来るだけ生徒さんが束ねたものの原型を活かしながら、最低限の手直しに抑えるようにしています。私のデモブーケとは違うかもしれないけど、それぞれ違ってそれぞれいいと思います。

幸いなことに、全く初めてブーケを束ねる生徒さんでも、みんな私が初めて束ねたときよりよっぽど上手に束ねていきます。笑

今回のレッスンでも、びっみょーにスパイラルとは異なるパズルのような束ね始め方にも関わらず、初めての方もそのやり方でしっかり束ねられていたし。すごい。

全くの初心者の人は比較対象が無いので私のブーケレッスンが他の人のブーケレッスンと比べて難しいのかどうかわからないですが、そこが強みでもあると思います。わからないからこそ、おそらく多少難易度が高いであろう私のブーケレッスンでも「そういうものだ」として受け止められる。
比較対象がある人の方が「難しい!!」って思いやすいんだろうなぁと思います。

まぁ、プラスに考えれば、難しいと感じるってことは自分がまだまだ伸びしろがあるってことです!
基本的に私はプラス思考。


ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
来月12月の季節花クラスはクリスマスリースレッスンです!早いですねー、もうこの時期がやってきました!
12月4日(土)~6日(月)ですのでまた近日中に詳細告知しますね!
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2021/11/11
前回に続き、マスタークラス2日目のレポです。
2日目はソファ装花のレッスンからスタートしました。こちらもプラスチックゴミになるフローラルフォームを使用せずにサステナブルな方法で保水して作成していきます。

この時はまだ髪が長いし、ハイトーンカラーでも無いですね!ここから更に一年髪を伸ばして30cm髪を切ってヘアドネーションしました。人生二回目のヘアドネーション。
今はボブでハイトーンカラーになっているのですが、近年はずっとコロナでマスクをしているせいもあり、髪型のあまりの変化に知り合いにも気づかれないことも多々。髪の長さが違うだけ、色が違うだけのどっちかだったらまだ「髪型変えたね!」のレベルで気づけるのでしょうが、両方激しく変わってしまったので。激変ってやつですね。
さてさて、そんなこんなで完成したソファ装花がこちら。地面から生えている感じを大切に。

右側が赤・パープル系、左側がブルー・イエロー系でまとめています。春の花が乱れ咲く感じですね。



モデルさんが入ったものがこちら。



続いて午後はウェディングブーケのレッスン。ウェディングブーケは茎が交差するテクニックで束ねていきます。

束ねたデモブーケがこちら。レモンイエロー、オレンジベージュ、ホワイト系のカラーパレットでまとめました。

ガーデンスタイルのブーケは「曲線」を活かしますが、モダン寄りに束ねるときは敢えて「直線」を見せるように束ねたりします。直線の持つ力ってのもありますからね。

この頃からかなりアウトラインがよりアシンメトリーになるようなブーケを束ねるようになりました。三次元により凹凸を意識した形状です。私比でエアリーでガーデンスタイルのブーケよりもモダン寄りの束ね方です。
ただでさえ茎がクロスしていて安定しないのに更に三次元の凹凸を意識して…となると正直めっちゃ難しいです。毎度のこと言われるのが、「Yukiさんがやってると簡単そうなのに、自分でやってみると物凄く難しい」ってこと。でも皆さん途中で心が折れそうになっても(半分折れてるのかもしれないけど)、頑張って束ね上げてくれます。
さて、生徒さんのブーケがこちら。


まん丸じゃなく動きのある形状がいいですね!
そして、この日はアシスタントとしてオーストラリアから日本に旅行に来ていたフローリストが手伝いに来てくれました。話を聞くと、何と彼女、インスタで一番最初にフォローした人が私だったそうなんです!ビックリ。
そんな自分が初めてフォローした人に直接会えてとても感激した様子でした。
皆さん一番最初にフォローした人って覚えていますか?覚えていない人が大半じゃないでしょうか。私も覚えていません。オーストラリアのフローリストが一番最初に私をフォローするとは正直かなり意外でした。でもこうやって直接会えて話ができたとのはすごく嬉しかったです!
今回のマスタークラスのレポは以上です!かなりザックリしたレポでしたが、まだまだ他にもアップしないといけないマスタークラスやらウェディングやらがたくさん溜まっているのですみません。。
頑張って他の記事もアップしていきます!
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2021/11/09
今回は2020年の2月末に開催したマスタークラスのレポについてです。
マスタークラスとは、センターピース、ウェディングブーケ、大型の装花など私のフラワーデザインを総合的に数日間で集中して学ぶクラスです。
実は当初この回のマスタークラスは海外のフローリストとのコラボの予定だったんですね。ただ、ちょうどこの頃中国でコロナが流行り始め、東京ではクルーズ船による感染者が出た頃でした。そのため、コラボ予定だった海外のフローリストの来日が直前で取りやめになり、海外から参加予定だった生徒さんも来日中止、国内でも遠方から参加予定だった方はキャンセルと、非常にイレギュラーな対応を迫られたクラスでした。
そんな中、限られた少数の生徒さんとのマスタークラスを二日間開催しましたのでそのレポをアップしていきます。
まず一日目はフローラルフォームを使わずに作成するアーチのレッスンからスタート。

写真を見返してまず思ったのが、当時はまだマスクが必須という雰囲気でも無かったんだなぁということ。もちろんコロナに関する不安は多少なり皆あったと思いますが、それでも緊急事態宣言も出ていませんでしたし、3密というような言葉もまだ無い頃でした。
ですので、アップするお写真では私や生徒さんもマスクをしていませんが、その時の時世での判断ですのでご理解をお願いいたします。モラルの無い人たちってわけじゃないですからね!
作成したアーチがこちら。右側は赤系、左側はパープル系で色味を変えています。





モデルさんを入れて撮影したお写真がこちら。


続いて一日目の午後はセンターピースのレッスン。こちらもフローラルフォームを使わずに作成します。
この回のマスタークラスは「モダン」をテーマにしていましたので、センターピースの色合わせもモダンに。
当時2020年の2月の段階で、世界的にウェディングシーンで「シンプル&モダン」の潮流が高まってきていました。今現在2021年も終わりに差し掛かっている段階ですが、今年を振り返ってみても、この「シンプル&モダン」の要素を取り入れたウェディング装花を多く手掛けたように感じます。今現在、「シンプル&モダン」が一番大きな潮流というわけではないのですが、確実に選択肢の一つに入るくらいの波になったと思います。
私の「シンプル&モダン」なデモ作品がこちら。

赤のアネモネがパッと目を引きますね!あまり小花を多用してごちゃごちゃさせずに、すっきりとメリハリをつけて生けています。
生徒さんの作品がこちら。


マスタークラスでは生徒さんが自由に好きな花を選んで作成するので、一つ一つ個性があって面白いです!
マスタークラス二日目はソファ装花とウェディングブーケです!
次回に続きます!
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