コラボワークショップ
コラボワークショップレポ in April
【センターピース編】
2019/12/27
早くも12月半ばに差し掛かりました!皆さんのクリスマス準備は着々と進んでいますか?
私は先日無事にケンタッキーとケーキの予約をしてきました!
さて今回は4月に開催したアメリカのフラワーデザイナー Kaylee Youngとのコラボワークショップのレポです!Kayleeについては下記のリンクから。
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Yuki Yoshikawa x Kaylee Young コラボワークショップ
参加者は日本人半分、海外からが半分でした!海外の生徒さんがいる場合は私が日英で話して説明するのですが、このときは英語が話せない中国人の方が参加されてたので、通訳の人を連れて参加してました!すごい熱意。
このワークショップはアメリカのプロのウェディングフォトグラファーが生徒さんの作品を撮影するちょっとプレミアムな回でした!画像はそのフォトグラファーが撮影したもので紹介していきます!

初日は私がフローラルフォームを使わずに作成するセンターピース(テーブルアレンジメント)のレッスンをしました。私がデモで作成したセンターピースがこちら。私は比較的、色を多用することが多いのですが、この回はやぎバラ園さんのステキなくすみ系バラ「シュエルヴァーズ」をメインに使いたかったので、それに合わせてくすんだ色合いでまとめました。


花の一本一本のラインをきれいに見せるように。花が詰まり過ぎているとラインが埋もれてしまうので、抜け感を保ちつつバランスよく花を入れていきます。センターピースは小さな庭と思ってアレンジしているので、その場所で花が生き生きと躍動できるように挿していきます。
よく私が言うのが、花の一輪一輪がきれいに咲くスペースがあるように、ということ。自然界ではそれぞれの花が太陽の光を浴びれるように、できるだけ重ならないように曲がったりしながら成長しています。同じように、きちんとアレンジメントの中でも、それぞれの花がきれいに咲けるスペースを大事に挿していきます。

この中央のパンジーも、他の花に潰されずにきれいに咲いています。
アレンジのアウトラインは決まった形ではなく、自然の躍動感が感じられるように伸びやかに、アシンメトリーに。

このアウトラインはとっても大事です。一本一本の枝ぶりやラインを見ながら吟味して、どの位置にどの角度で入れてあげると一番それが映えるのか考えながら入れていきます。私のフラワーデザインでは、それぞれの花の美しい点を見つけてあげて、それをいかに活かすかがとても大事になってきます。
それでは生徒さんの作品を紹介していきます!花はたくさん用意した中から生徒さんそれぞれ自分の好きな花を選んで作成していただきました。
まずはこちら。浜松のゲストハウス「楠倶楽部」のフラワーコーディネーターの小栗さんの作品。やはりさすがにうまいです!ちゃんと一本一本見極めて丁寧に入れてます。


彼はもう何回も私の指導を受けていますが、やはり「花がもっと楽しいって思うようになった」と言ってくれたのがすごく嬉しかったですね!決められた形を作るのではなく、もっと花一本一本の個性に寄り添って作成するアレンジはとってもクリエイティブです。
楽しいから「もっとうまくなりたい!」と思って練習し、そのプラスのスパイラルでどんどん上達していくのだと思います。

そして次はこちら。パッと目を引くカラフルなアレンジ。自由に花を選べると、ほんとに人によって全然仕上がりが違うので見ていて面白いですね!山吹が伸びやかでいいですね!

ちょっと暗い色でチョコレートコスモスが入ることによって、全体が締まってます。

ブルーは私も差し色によく使う色。ちょっと絵画的にしたいときなんかに、よくブルーを少し入れたりします。
続いてこちら。コーラル味が入った優しい色合わせ。小花が躍るように軽やかさを出しています。


このワークショップは4月なので半年以上前なんですが、それでも大体はどの生徒さんがどのアレンジを作ったか覚えています。皆さん、お花を教えている方、4月のレッスンの写真見てどれをどの生徒さんが作ったか思い出せますか?たぶん、思い出せない人多いんじゃないでしょうか。
花材を自由に選べるレッスンのときは、より生徒さんの個性が現れるので、印象に残っているのかもしれませんね。ちなみにどの生徒さんにどういう指導をしたのかも覚えています。一応、半年経っても覚えているくらい真剣に一人ひとりの生徒さんに指導しています。
続いてはこちら。なかなか個性的な花合わせ。ボルドーとイエロー。

一見すると全然違う2色ですが、繋ぎになる花材を適切に入れることによって全体が見事にまとまってます。

こうやって上にピョンと出て曲がって咲いているラナンキュラスがかわいいですね!これも、生徒さんがこのラナンキュラスはこの茎の曲がりがステキなのでそれを活かしてあげようとここに入れたのがわかります。きちんと空間も取れています。

続いてはこちら。アウトラインは特に決まった形はないんですが、とにかく自由に伸びやかに生えてるように見えることが大切です。一定方向に枝やラインが入っていると、どうしても人工的な感じがします。たぶん、このアレンジの右下にあるヘデラベリーは私が手直しで足したやつかな?

上に伸びるライン、横に伸びるライン、下に伸びるライン、植物の特性によって色んな方向に生えていきます。だからアレンジの中でも、上に伸びやかな枝もあり、横に伸びやかな枝もあり、逆の下へ垂れさがるようなラインもあるとより自然に見えるのです。

一部を切り取ってもキレイですね!色んなところから見ると色んな表情が見えるアレンジが好きです。庭を見ていても、色んな角度から見ると色んな景色が見えると思います。しゃがんで覗いてみると、上から見ているときは見えなかった地面に近いところで咲いている草花が見えたり。
そんな風にどんな花がそこにあるのか鑑賞する楽しみも持たせたいので、小さな庭だと思って作成しています。
そして次がこちら。優しい春の庭ですね!奥行感もいい感じに出てます。

この奥行感を出すのが、私のデザインでの難しい点の一つでもあります。一般的なアレンジではあまり奥行感の概念が無いので。低めの花、飛び出る花、それのバランスの取り方が大事。どうしても写真だと奥行感がうまく伝わらないのが難しいですね。たぶん皆さんが思ってるより実物は数倍は奥行感があると思います。

今回のワークショップでの特にお気に入りのショットがこちら!いい写真!

次回はウェディングブーケやフラワーアーチに続きます!
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コラボワークショップレポ
2019/11/07
4月に開催した、香港のウェディングシーンを牽引するフローリスト”Miluna Studio”とのコラボワークショップレポの二日目です!一日目については下記の記事にて。
さて、二日目はMiluna StudioのJayneeがフラワーアーチを、私がウェディングブーケをそれぞれ教えました。天井まで届きそうな程の大きなフラワーアーチ。春の花材を贅沢に使って。

フラワーアーチのような大型の装花も、基本的なデザインのベースはセンターピースと同じです。花の向き、高さ、位置、そして花の重なり奥行感。それを念頭に置いて、大きなスケールで展開していきます。

ただ花を挿していってアーチ型にするだけではいけません。それではただの駄作のアーチです。洗練されたアーチにするには花の一本一本を大切に挿していく必要があります。
台湾の生徒さんがモデルになってくれました!

私が担当したウェディングブーケのレッスンについては、私が生徒さんの指導に忙しかったこともあり、生徒さんの作品の写真が一枚も撮れていません。。すみません。生徒さんのブーケについてはまた他のレッスンレポで。みんなステキなブーケを束ねていたのに紹介できなくて残念すぎる。

あっという間に過ぎ去った密度の濃い二日間でした。ちょうど4月の上旬で海外から来た生徒さんは桜も楽しめたようでとってもいい時期でした!次回開催はやるとしたら3月くらいかな?
それではまた!
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コラボワークショップレポ
2019/10/27
4月に開催した香港のウェディングシーンを牽引するフローリスト Miluna studioとの二日間のコラボワークショップのレポを上げて行きます!Miluna studioのJayneeとのコラボは去年の秋に続いて二回目です!日本人より外国人の方の参加者が多い非常にインターナショナルなワークショップとなりました。海外は、台湾、香港、中国、フランスと、皆さんはるばる来日してご参加いただきました!
ワークショップ用に仕入れたたくさんのお花たち。一応予算はあるのですが、実際に市場にJayneeと仕入れに行くと、これもキレイだから買おう!あれもキレイだから買おう!となってしまい予算オーバーになります。

海外の生徒さんが参加するレッスンでは日本特有の美しい花も意識して揃えるようにしています。例えばこの春のワークショップでは、ラナンキュラスのラックス、シャルロット、茎の長いパンジーなど。これらの花は海外では手に入りづらかったり、手に入っても日本からの輸入なので非常に高価なのです。
一日目はJayneeがハンギングデコレーションを、私がセンターピースをそれぞれ教えました。まずはJayneeが担当したハンギングデコレーションの様子から。参加者皆で協力しながらJayneeの指導の元、空中に浮かぶインスタレーションを作成していきます。英語がわからない人でもご参加いただけるように、私が都度通訳しました。
完成形がこちら。宙に浮かぶ大きなハンギングデコレーションです。ウェディングシーンや各種撮影のバックグラウンドなどに使用されます。


Jayneeと私はもちろん多少のスタイルの違いはありますが、大まかな方向性として花のラインを活かしたり、奥行・立体感、花のレイヤー・重なりを大事にするなど、大切にしているポイントが共通しているので非常に相性のいいフローリストです。このような大掛かりな装花でも上記のようなポイントを気を付けながらデザインしていきます。

そしてきちんと細部まで美しく。動きが出るような花材は非常に重要です。個々の持つライン・動きが殺されずにきちんと活かされるように。
続いて私がセンターピース(テーブルアレンジメント)のデモを行いました。使用後ゴミになるフローラルフォームを使用せずに作成する手法で。色の組み合わせ方、色と色のつなぎ方、花材の選び方・組み合わせ方などを説明しながら。そこが一つの小さな庭になるように、花の一本一本が活きるように挿していきます。

スタイリングはJayneeです!Jayneeは本当にスタイリングがうまい。ただ物を置くのではなく、その配置、立体感、空間の使い方、バランスなど、フローラルデザインと同じようにスタイリングも細部まで拘ります。一応来年にまた企画しているJayneeとのコラボワークショップではスタイリングの内容も盛り込む予定。これはかなり濃密な拘りが詰まったレッスンになる予感。
それでは生徒さんのセンターピースをご紹介。皆さん好きな花を選んでアレンジしているので、一つ一つ異なるアレンジに仕上がってます。
こちらはパープルのアレンジ。茎の繊細な花材で動きを出して。
こちらは赤が効いているアレンジ。海外の生徒さんですね。日本の方はこのラナンキュラスのハデスのような赤はなかなか使いづらかったり苦手意識があるのではないかと思います。

ただ、私の中で最近赤がマイブームなこともありますが、赤はうまく使うとすごくセンスよくなります!ちょっと色が強かったり、赤バラのイメージで古臭く感じる人もいると思いますが、すごくスタイリッシュにモダンにも使えます。活かし方次第ですね。
こちらは優しい色合いのアレンジ。私のスタイルは特に花と花の重なり、奥行感を大事にしているのですが、そこは多くのフローリストがあまり意識していないポイントであるので最初はそこをうまく取得するのが難しかったりします。

ラウンドやトライアンギュラーといったように、全体の形が決まっているわけではなく自然のラインを活かして形作っていくので、慣れていない人にはもちろん難しいです。生け花のように角度や向きが決まっているわけでもない。私が同じように全員に教えても、何となく出来上がってくる形はその人が普段作成しているアレンジが垣間見えたりします。もちろんそこで都度アドバイスをしたりしますが。

やはり学ぶ意識の高い人は、私が口で説明することだけでなく、説明されていないことも自分の視覚で学ぼうとします。以前より時々話していますが、上達の早い人はやはり「観察」する力が長けています。今の自分と私のデザインで何が違うのか。実際に自分が作成したものと私のデモのものとを比較してみて何が違うのか(花材はもちろん違うので同じになる必要はないのですが、全体的なバランス等です)、そういう点を自分自身で違いがわかる人は上手いし上達が早いです。

センターピースは奥が深いです。オアシスを使っていないのでそこにスポットが当たることが多いですが、そこよりも私のデザインとしてのベースがセンターピースには詰まっています。ブーケも大きな装花も、すべてはセンターピースのデザインをベースに派生しています。本当はセンターピースのレッスンで一日費やしたいくらい、説明することは山ほどあります。そのくらい、一般的なフラワーデザインと比べて注意するポイントが異なるのです。

教えながら撮影もしていてバタバタしていたので、残念ながら全員の作品は撮れていません。二日目はフラワーアーチとウェディングブーケです!次回に続きます。
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