台湾
アンティーク家具に囲まれたガーデナー宅を訪問
2020/10/07
続いてJardin d’hiverのYutinの知り合いが台湾の台中(台北より南)のステキなガーデンのある邸宅に住んでいるとのことで、車で一緒に連れて行ってもらいました!ガーデンローズをたくさん植えているお庭だそうで、そこの庭の花を摘んでアレンジを作って、ゆったり一日を過ごすことにしました。台湾では名の知れたガーデナーさんだそうです。日本のガーデニング雑誌に載ったこともあるって言ってたかな?
YutinやJardin d’hiverのスタッフたちと食べ物や飲み物を持って郊外へのピクニック気分で遠出しました。台中は台北から車で3時間くらいの距離ですが新幹線だと1時間くらいで着きます。以前商社で働いていた時に台中に大きな仕入れ先があり、たまに出張に来ていたので多少馴染みのある場所です。仕事で来ているだけだったので全然土地勘は無いままですが。海外の高速道路は結構なスピードでアグレッシブな車線変更をするので日本の高速に慣れている身としてはヒヤッとします。
ガーデナーの邸宅は台中の郊外にありました。外観は割と普通の家なのですが、中に入ると調度品の数々がほんと目を見張るほど素晴らしい!まずこちらがリビングです。
失礼ですが、これが台湾だって想像できますか?台湾でも随一のアンティーク調度品に拘った邸宅だそうです。もう、一歩室内に足を踏み入れた瞬間「わぁ!!」です。どこでもドア開けてどこか別の場所に移動してしまったみたい。
指折りのガーデナーの邸宅だけあり、室内にもあちこちに植物が美しく飾られています。
こちらが隣の部屋。こちらも二つ目のリビングのような部屋。
すごく美しいアンティーク調度品の数々。思わずため息が出ます。どこを切り取っても絵になる。
ドライフラワーもステキにディスプレイされています。リビングのような部屋が二つってどう使い分けるのだろう?一部屋欲しいわ。
そしてこちらがゲストルーム。ほんとどの部屋もステキすぎる。
続いてこちらがレッスンもできる部屋。もう言うまでもなくどの部屋もステキ!
Yutinが以前この部屋でワークショップをしたことがあるそう。羨ましすぎる。
これだけの本物のアンティーク家具を揃えるってどれだけの労力と費用が掛かったのでしょう。気が遠くなります。
各部屋の外側がぐるっとサンルームのようになっていて、そこにたくさんの植物が置かれています。
こうやって通路のようにサンルームのような空間が各部屋の外側を一周して取り巻いています。部屋と庭のちょうど中間のようなエリア。
すごく好きな空間。
そしてまずはウェルカムフードが振舞われました。どれもとても上質。
上質なものに囲まれゆっくりと楽しむスロウライフ。まさに理想の休日!
さて、この後はステキなお庭で花摘みです!個々の花一本一本の個性を大事にする私にとって、市場で販売するために均一化するよう矯正されながら育てられた花よりも、自由に伸び伸びと育った庭の花を使って花をいけることは至福です。自分で美しいと思う花を摘んでいけることって本当に楽しい。私にとって何よりものメディテーションです。
ヴィンテージの花器たちが美しい花をいけてもらうのを待っています。
次回はガーデンでの花摘みについてです!
ちょっと余談ですが、出勤前に私のブログを読むのが毎日の励みとモチベーションになっているという声を聞きました。本当に嬉しい限りです。
実は私も駆け出しのフローリストの頃、同じように出勤前に自分の好きなフローリストのブログを読みながら電車に揺られて通勤していました。花の写真を見ながら「美しいなぁ」と惚れ惚れし、その方が過去、同じように駆け出しだった頃に頑張っていた記事を読んでは「その人にも昔はそんなときがあったのか」と励まされました。私にも同じような時があったなぁと感慨深くなると同時に、私のブログが他の方に同じように影響を与えて、また素晴らしいフローリストが出てくることに繋がっていくとしたら嬉しい限りです。
私のブログは決して万人受けするものでは無いですが、同じようにコアな方は熱心に読んでくださっています。ありがたい。おそらくそんな方が読んでるのはこのブログよりも旧ブログなのかな?と思います。最近のブログは割と日々の仕事関連の話が多いですが、旧ブログには私が今現在に至るまでにフリーのフローリストとしてパリで仕事を始めた初期から全力で駆け抜けてきた日々がありのままに綴ってあります。こっぱずかしいので自分で読み返したことはないのですが、おそらくかなりの熱量で日々色んなことを綴っていたと思います。
私の昔のブログをよく読んでいる人はおそらく私の人間性に何かしら共感するところがあるからこそ読んでいるのだと思います。花だけではない。
私は人間くさい人間です。そしてそんな私のブログを好んで読んでくれているあなたも人間くさい人間のはずです。そして他の人よりかなりの熱量を秘めた人間のはず。そこはあなたの強みの一つです。そしてその内に秘めた熱量を適切な方法で適切な方向に向けたときに、素晴らしい道が見えてくるはずです。
今では日々の仕事に追われて周年遅れの記事をアップするブログになってしまいましたが、今でもやはりたまにはもっと人間くさい話を書きたいなぁと思います。
私も頑張りますし、皆さんも頑張りましょ!
一日一回クリックでランキングにポイントが加算される仕組みになっています。
お帰り前に下記の応援バナーのクリックをよろしくお願いします!
↓
私のブログが皆さんのモチベーションになるように、
私にとって皆さんの応援クリックがブログ更新のモチベーションになります。
今までクリックしたこと無かった方。応援クリックしても特に何もメリットはありませんが、
私のモチベーションにはなりますので是非クリックしていってくださいね。笑
クリックされてもお金は一円も入ってきませんが、
ブログを楽しみにしてくれる方がいるということは私にとって更新のモチベーションになります。
応援どうもありがとうございます!
2020/10/01
前回に引き続き台湾での花にまつわるあれこれです。台北でおススメの花屋をYutinに案内してもらいましたのでそれを紹介していきます!Yutinセレクトのお店なので、おそらく台北の大型の有名店というよりも、センスのいい個人経営のようなお店だと思います。
まず一件目がこちら。
残念ながら店名がわかりません。店名が無い。。ほんと、ちゃんと紹介する気なくてすみません。訪問したときはブログにアップしようと思ってなかったので情報残してなくて。雰囲気だけ楽しんでくださいね!
店内の真ん中には大きなテーブルが。これだけ大きなテーブルがあったらレッスンもやりやすいだろうなぁ。
お花の量は多いわけではないけど、センスのいい花が並んでいます。
一時的なのか常になのかわからないけど、陶器の花器がたくさんディスプレイしてありました。確か日本人の作家の花器って言ってた気がするな。形が独特。
陶器のセレクトやディスプレイもおしゃれ。花屋というよりも、花と周辺雑貨を扱うお店という印象です。
続いてのお店がこちら。
CHENG & MACH
106台北市大安區復興南路一段340巷8號
https://chengmach.com/
https://www.instagram.com/chengmachflower/
インスタのアカウントを見てみるととってもオシャレなお店。
たまたま訪問したときは一時的にお店が閉まっていました。お店で飼っている犬の散歩に出ていたようです。散歩から帰ってくるのをお店の前でしばし待ちます。
普段は花のセレクトにもかなり拘っている花屋だそうですが、この日は割とスタンダードな品揃え。それでも台湾では高価なスモークツリーを置いているのは、やはりきっと拘りのある花屋なんだろうなと感じます。
鹿の頭が。こうやって鹿とかの頭の剥製は海外のおしゃれなお店とかで時々見かけますよね。
売り場は一階だけだけど建物は三階建てとかだったかな?上の階も見せてくれました。ここにも鹿の頭の剥製が。たくさんの動物の剥製がありますが、中央の黒いボックスの上にいるフェレットのような動物は本物です!
店員さんが籠から出してあげたら店内を縦横無尽に走り回っていて、ヒヤヒヤしました。きっとオーナーさんが動物好きなんでしょうね。
蝶の剥製もたくさん。
蝶は好きな人と苦手な人に分かれますよね。毛虫は苦手ですが蝶は好きです。苦手と言っても一般の人よりは平気な方だと思いますが。虫が苦手な人には庭仕事や花屋はキツイです。
続いてのお店はこちら。
CIAO!Flower Design
台北市大安區四維路134巷17號
https://ciaoflowerdesign.com/#/
https://www.instagram.com/ciao_design/
かなり大きな花屋です。印象としてはニコライバーグマンのような規模感と印象(花のスタイルは違うけど)。ウェディングやイベント装花のような大きな仕事を多く受けている花屋だそうです。
ドライフラワーも多数揃えていて、店頭でドライフラワーのブーケを束ねていました。
わかりづらいですが、このガラスの向こう側がかなり広い作業スペースになっていて、大勢のフローリストがテキパキと仕事をしていました。多数のイベントやウェディング装花を抱えているので、その作成をしているようでした。
店内の階段のところにあったデコ。二階はスタッフのエリアかな?
最後はこちらのお店。
BOTANIRUS LAB
台北市大安區信義路四段400巷6弄4號
https://www.instagram.com/botaniruslab/?hl=ja
割と造形的なデザインを得意とするフローリスト。小売りよりもレッスンをメインでやっているようです。私のレッスンにも台湾人の方がときどきやってきますが、台湾でもフラワーアレンジメントを習うのは人気のようですね!
この装飾の奥にレッスン用の広いスペースがあります。花の小売りはやってない雰囲気でした。
おすすめの花屋なんかはネットで検索しても、どうしても「もっといい花屋あるだろ!」っていうようなお店が出てくるので、やっぱりその現地の信頼するフローリストに案内してもらうのが一番ですね!
まだまだ台湾の花にまつわるあれこれ続きますのでお楽しみに!
一日一回クリックでランキングにポイントが加算される仕組みになっています。
お帰り前に下記の応援バナーのクリックをよろしくお願いします!
↓
月別アーカイブ
- 4/2024 [2]
- 1/2024 [1]
- 12/2023 [1]
- 11/2023 [3]
- 10/2023 [1]
- 9/2023 [2]
- 8/2023 [3]
- 7/2023 [2]
- 6/2023 [6]
- 5/2023 [5]
- 4/2023 [5]
- 3/2023 [3]
- 2/2023 [4]
- 1/2023 [6]
- 12/2022 [4]
- 11/2022 [4]
- 10/2022 [4]
- 9/2022 [4]
- 8/2022 [2]
- 7/2022 [4]
- 6/2022 [5]
- 5/2022 [2]
- 4/2022 [6]
- 3/2022 [5]
- 2/2022 [4]
- 1/2022 [5]
- 12/2021 [5]
- 11/2021 [5]
- 10/2021 [3]
- 9/2021 [4]
- 8/2021 [4]
- 7/2021 [4]
- 6/2021 [3]
- 5/2021 [4]
- 4/2021 [3]
- 3/2021 [4]
- 2/2021 [4]
- 1/2021 [5]
- 12/2020 [8]
- 11/2020 [4]
- 10/2020 [5]
- 9/2020 [6]
- 8/2020 [5]
- 7/2020 [5]
- 6/2020 [3]
- 5/2020 [3]
- 4/2020 [1]
- 3/2020 [2]
- 2/2020 [1]
- 1/2020 [4]
- 12/2019 [4]
- 11/2019 [5]
- 10/2019 [4]
- 9/2019 [1]